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2024ピースサイクル

 

2022年5月22日日曜日

2022国会ピースサイクル報告1回目

520()東京都心において2年ぶりの《国会ピースサイクル》が行われました。この日は気温も上がり、暑さが感じられる都心のJR市ヶ谷駅前公園に830分集合。吉野信次共同代表の挨拶の後、自転車隊6名を先頭にいざ防衛省に向かって出陣。

 

9時、人通りの多い防衛省正門前では広島、大分からの参加者も含め16名のピースメンバーが結集し、マイクアピールの後、2通の要請書を手渡しました。要請内容は「沖縄・普天間基地の県内移設を撤回し、オスプレイの配備・訓練に反対する要請書」「大分県日出生台で行われた通算15回目の米軍訓練に関しての抗議と要請」です。

抗議文を読み上げた大分の仲間は、地元で一緒に活動している方とスマホでつなぎ、大分からの声を防衛省に届けました。抗議、要請行動の最後には歌でしめくくり、自転車隊は力いっぱいぺダルを踏んで2022ピースサイクルが始まりました。

 

1030分過ぎ東京都庁に到着。自転車隊は車と人でにぎわう新宿を走行。都庁到着後、駐輪やセキュリテイが強化された入管手続きのため、都庁会議室での都教委との会見は予定より遅れての開始となりました。13項目の要請事項に回答を頂き、短時間ではありましたが、岩永やす代都議会議員も加わり、要請行動を行うことが出来ました。

 

午後215分からは東京電力本店への申し入れ行動が行われました。東京電力は3.11原発事故の反省も責任も忘れ去り、今、新たな被ばくを強要する汚染水の海洋投棄や原発再稼働、そして廃炉作業における被ばく労働を放置しています。1時間の会見の中で、参加者が東電の姿勢を追及しましたが、小児甲状腺がんは「原発事故とは関係ない」などと発言。事故当時の低姿勢とはうって変わって被ばくを強要する企業姿勢に私たちは怒りがこみ上げてくる会見となりました。

 

午後415分からは、福島みずほ議員の紹介で、外務省・内閣府要請行動が議員会館で行われました。主要なテーマは『性奴隷制「慰安婦』被害者に今すぐ事実認定と謝罪を!」というもので6項目の要請・質問を提出し、回答をもとに質問・要請を行いました。とりわけこれまで従軍慰安婦関係の歴史的事実を一切認めない政府の姿勢に対し、文書の扱いを質問し、国民が事実にもとづいて相互理解することが何よりも大切なことだと述べました。

 

署名に関しては2名のメンバーが内閣府に出向き,皆様から寄せられた640筆の署名を提出しました。全国の皆様にお礼を申し上げるとともに、今後各地で行われる地域ネットのピースサイクルにおいても、多くの皆さんとご一緒に平和のメッセージを広く全世界に届けていきたいと思います。ご協力とご参加よろしくお願いします。

 

写真1《出発前のミニ集会》

写真2《スタート前の16名の参加者

―要請行動参加者も含めこの日の参加者は21名》

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