「ミャンマーに自由を!連帯アクション」
4月25日 新宿でデモ 呼びかけ―NO-VOX Japan
4月25日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて-3回目の緊急事態宣言が政府によって発令された都内新宿において、ミャンマー国軍の民衆への虐殺に抗議する集会、デモが行われました。
2021年2月1日、ミャンマー国軍によって引き起こされたクーデターはその後、子供も含めた多くの民衆の虐殺という事態になり、国際社会の働きかけも一向に解決の展望も示されないまま、ミャンマー民衆の悲痛な抵抗が続けられています。
日本政府においては、これまでに国軍との様々な関係を強化してきた企業の後押しや、麻生一派の支援協力関係がある中で、何ら事態の解決にむけ動き出そうとしない対応に終始しています。
在日ミャンマー人の方々は各地で連日デモを行い、国際社会からの支援を求めていますが、残念ながら、日本国内の市民運動、労働組合運動からは中々ミャンマー民衆への連帯と日本政府への抗議の声が上がらない状況になっています。
こうした中で、沖縄での抗議行動に次ぎ、都内新宿で連帯アクションが行われ、50名弱のデモでしたが、沿道の皆さんのチラシ受け取りもよく、Free!Free!Myanmarのコールをあげることができました。(デモ参加者沼倉)
連帯アクション(新宿デモ)のスローガン コール
●ミャンマーに自由を!Free!Free!Myanmar
国軍は虐殺やめろ!
血の弾圧許さない!
民衆に銃口向けるな!
●ミャンマーに自由を!Free!Free!Myanmar
日本政府はODAやめろ!
国軍利するODAやめろ!
私たちの税金を国軍に流すな!
●ミャンマーに自由を!Free!Free!Myanmar
北角さんを釈放しろ!
全ての政治犯を即時釈放しろ!
民主化圧殺許さない!
自由のために!
未来のために! 連帯しよう!
「NO-VOX」とは・・・
「NO-VOX」とは"声なき者"を表す造語である。2002年、ヨーロッパ社会フォーラムにおいてフォーラムに参加した「持たざる者」等により、「NO-VOX宣言」を発表。2003年の世界社会フォーラムでヨーロッパ圏、インド、中南米の「持たざる者」等によって呼びかけられた、各地の「持たざる者」の団体等で構成される世界的なネットワーク。
フランスの「持たざる者」と日本の「持たざる者」の連帯
2000年当時、フランスの失業者運動「AC!」の中心メンバーであったクリストフ・アギトン氏を招聘しての講演会を開催(主催:山谷争議団/山谷労働者福祉会館活動委員会)。2001年には山谷のメンバーが訪仏し、「DAL」「Droits Devant!!」等と交流。2003年世界社会フォーラムでのNO-VOXの呼びかけに応え、日本ではその年の10月に「持たざる者」の国際連帯行動が取り組まれ、クリストフ・アギトン氏も参加。2004年のムンバイでの世界社会フォーラムに向けてNO-VOXと共に名古屋・笹島日雇労働組合のメンバーがダリットの行進を担う。さらに山谷労働者福祉会館活動委員会のメンバーがフォーラムに参加した。その年、10月のヨーロッパ社会フォーラムにはフランスからの支援も受けて大阪・釜ヶ崎パトロールの会のメンバーが合流し、交流を重ね、日本での11.3「持たざる者」の国際連帯行動に呼応し、フランス・パリでは日本大使館への抗議行動が取り組まれた。2005年、ポルトアレグレ世界社会フォーラム、NO-VOXフォーラムでは大阪・釜ヶ崎パトロールの会、渋谷・のじれんのメンバーが参加し、共に占拠闘争等を担う。11月、フランス郊外の若者の「暴動」蜂起―戒厳令に対し、日本ではフランス大使館への抗議行動を取り組む。そして今年、大阪城公園・うつぼ公園での強制排除に対し、2月8日のフランス・パリでの連帯行動へと至る。
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