東海村~女川 (8/18~8/23)報告―1
8月18日(金)東海駅(常磐線)では松戸から車で向かった東海村行動の参加者が到着する前に、自転車隊がすでに走行の準備を終え、最終点検を行っていた。異常な猛暑の中、いよいよ六ヶ所村をめざす六ヶ所ピースの始まりだ。
1995年から始まった六ヶ所ピースは、今年で29回を数える。単独で走らなければならない時もあった。でも、「原発いらない!核燃やめよ!」の思いは真夏の暑さや豪雨、坂道の苦難を乗り越え、届け続け、多くのみなさんの声として行動として繋げなければならない運動だった。
ましてや福島原発事故によってばらまかれた放射能が大量に存在している今、国や電力資本、利権勢力が再び原子力(核)の利用を持ち出した政治の反動化の時代に「核のない世界を築き上げよう!」のメッセージは声高く発信したい、それが今年のピースのみんなの思いとなっている。
東海村に集結した自転車は昨年より増え8台に。東海駅で出発式を行い、自転車隊(橋本、櫻井、竹浪は六ヶ所へ ひろせ、しろたまさんはいわき市、藤本、佐藤、土屋は東海村周辺)は駅を周回した後、力強くペダルを踏みだしました。その後支援者は、阿部功志東海村村会議員から東海村議会の動向や、村が進めている避難計画策定の問題点などの現状報告をお聴きし、日本原電地域共生部の一室で申し入れを行いました。
申し入れ会見での
原電原電担当者の口調はソフトタッチで安全性について説明するも、多額な資金を他社から支援して工事を行っているが、再稼働するのかとの質問には、「再稼働は原電が決めるわけではないので、今は再稼働を目指す工事」など再稼働の責任をはぐらかす詭弁に終始した答弁でした。今回の行動には松戸市や桜市、鎌ケ谷市からの参加も含め、20名の皆さんが東海村行動に参加しました。
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