「上関町に計画している使用済み核燃料中間貯蔵施設
建設を撤回し、
原子力からの撤退を求める」要請申し入れ
2023年10月27日
山口県上関町 西哲夫 様
——————要請事項————
1.中国電力が関西電力と共同で、上関町に計画している使用済み核燃料中間貯蔵施設建設を撤回し中止してください。
2. 41年経っても建設困難な「上関原発計画」を白紙撤回してください。
貴町には、日ごろから市民生活の安全、安心に尽力くださっていることに敬意を表します。
この度、西瀬戸ピースサイクルは、山口県東部の瀬戸内自治体をまわり、表記の要請をしています。
1963年10月26日に茨城県東海村の動力試験炉で日本初の原子力発電が始まり、60年にもなります。これまでに、建設された商業用原発は廃炉も含め57基にもなります。2021年の第6次エネルギー基本計画では、原発比率20~22%として、新増設はしないとのことで進んできています。
2011年に起きた東北地方太平洋沖地震では、津波対策を十分にしていなかった福島第一原発は、国際原子力事象評価尺度(INES)において、最高レベルの7(深刻な事故)の原発事故を起こしてしまいました。12年前の福島第1原発事故を考えると、原発は危険そのものです。
岸田政権はGX基本方針により、原発を再稼働し、60年超の原発を動かす政策を決めました。高速増殖炉「もんじゅ」を動かすことができず廃炉が決定し、原発稼働後に出る危険な使用済み核燃料(核廃棄物)の再利用を図る「核燃料サイクル」の実現を、今後も行おうとしています。
しかし、青森県六ケ所村の「使用済み核燃料再処理施設」は、故障続きで稼働できる見通しはありません。「核燃料サイクル」の破綻は明らかです。そこで溜まり続ける使用済み核燃料のための中間貯蔵施設を建設することで、解決しょうとしています。何十世紀にもわたる処理・処分など後世に押しつけるわけにはいきません。
上関町に建設計画のある上関原発は工事が進まず、41年が経過しました。もうこれ以上建設計画を進めるべきではありません。事故の危険があり、処理・処分できない放射性物質を発生させる原子力は人類とは共存できません。すべての原発を廃炉にし、核燃サイクルによる原子力の利用政策の大転換を図る時です。
そして、「上関原発を撤回し、中間貯蔵施設を建設しないこと」を決定してもらい、そのことを、中国電力、山口県知事、国に進言してください。
要請団体:西瀬戸ピースサイクル(上関、伊方)
呼びかけ人:ピースサイクル広島:新田秀樹脱原発へ!中電株主行動の会:溝田一成
2023年10月27日
山口県柳井市 井原健太朗 様
——————要請事項————
「上関町に計画している使用済み核燃料中間貯蔵施設建設を撤回し、原子力からの撤退を求める」要請申し入れ
1. 中国電力が関西電力と共同で、上関町に計画している使用済み核燃料中貯蔵施設建設をしないよう表明してください。
2. 41年経っても建設困難な「上関原発計画」を白紙撤回するように表明してください。
貴市には、日ごろから市民生活の安全、安心に尽力くださっていることに敬意を表します。
この度、西瀬戸ピースサイクルは、山口県東部の瀬戸内自治体をまわり、表記の要請をしています。
1963年10月26日に茨城県東海村の動力試験炉で日本初の原子力発電が始まり、60年にもなります。これまでに、建設された商業用原発は廃炉も含め57基にもなります。2021年の第6次エネルギー基本計画では、原発比率20~22%として、新増設はしないとのことで進んできています。
2011年に起きた東北地方太平洋沖地震では、津波対策を十分にしていなかった福島第一原発は、国際原子力事象評価尺度(INES)において、最高レベルの7(深刻な事故)の原発事故を起こしてしまいました。12年前の福島第1原発事故を考えると、原発は危険そのものです。
岸田政権はGX基本方針により、原発を再稼働し、60年超の原発を動かす政策を決めました。高速増殖炉「もんじゅ」を動かすことができず廃炉が決定し、原発稼働後に出る危険な使用済み核燃料(核廃棄物)の再利用を図る「核燃料サイクル」の実現を、今後も行おうとしています。
しかし、青森県六ケ所村の「使用済み核燃料再処理施設」は、故障続きで稼働できる見通しはありません。「核燃料サイクル」の破綻は明らかです。そこで溜まり続ける使用済み核燃料のための中間貯蔵施設を建設することで、解決しょうとしています。何十世紀にもわたる処理・処分など後世に押しつけるわけにはいきません。
上関町に建設計画のある上関原発は工事が進まず、41年が経過しました。もうこれ以上建設計画を進めるべきではありません。事故の危険があり、処理・処分できない放射性物質を発生させる原子力は人類とは共存できません。すべての原発を廃炉にし、核燃サイクルによる原子力の利用政策の大転換を図る時です。
そして、「上関原発を撤回し、中間貯蔵施設を建設しないこと」を決定し、そのことを、中国電力、山口県知事、国に進言してください。
要請団体:西瀬戸ピースサイクル(上関、伊方)
呼びかけ人 ピースサイクル広島:新田秀樹
脱原発へ!中電株主行動の会:溝田一成
2023年10月27日
「上関町に計画している使用済み核燃料中間貯蔵施設建設を撤回し、原子力からの撤退を求める」要請申し入れ
内閣総理大臣 岸田文雄 様
経済産業省 経済産業大臣 西村康稔 様
山口県知事 村岡嗣政 様
中国電力株式会社代表取締役社長 中川堅剛 様
——————要請事項————
1、 中国電力が関西電力と共同で、上関町に計画している使用済み核燃料中間貯蔵施設建設を撤回し中止すること。
2、 41年経っても建設困難な上関原発計画を白紙撤回すること。
この度、西瀬戸ピースサイクルは、山口県東部の上関町、柳井市に表記の要請をしてきました。
1963年10月26日に茨城県東海村の動力試験炉で日本初の原子力発電が始まり、60年にもなります。これまでに、建設された商業用原発は廃炉も含め57基にもなります。2021年の第6次エネルギー基本計画では、原発比率20~22%として、新増設はしないとのことで進んできています。
2011年に起きた東北地方太平洋沖地震では、津波対策を十分にしていなかった福島第一原発は、国際原子力事象評価尺度(INES)において、最高レベルの7(深刻な事故)の原発事故を起こしてしまいました。12年前の福島第1原発事故を考えると、原発は危険そのものです。
岸田政権はGX基本方針により、原発を再稼働し、60年超の原発を動かす政策を決めました。高速増殖炉「もんじゅ」を動かすことができず廃炉が決定し、原発稼働後に出る危険な使用済み核燃料(核廃棄物)の再利用を図る「核燃料サイクル」の実現を、今後も行おうとしています。
しかし、青森県六ケ所村の「使用済み核燃料再処理施設」は、故障続きで稼働できる見通しはありません。「核燃料サイクル」の破綻は明らかです。そこで溜まり続ける使用済み核燃料のための中間貯蔵施設を建設することで、解決しょうとしています。何十世紀にもわたる処理・処分など後世に押しつけるわけにはいきません。
上関町に建設計画のある上関原発は工事が進まず、41年が経過しました。もうこれ以上建設計画を進めるべきではありません。事故の危険があり、処理・処分できない放射性物質を発生させる原子力は人類とは共存できません。すべての原発を廃炉にし、核燃サイクルによる原子力の利用政策の大転換を図る時です。
そして、「上関原発を撤回し、中間貯蔵施設を建設しないこと」を決定ください。
要請団体:西瀬戸ピースサイクル(上関、伊方)
呼びかけ人 ピースサイクル広島:新田秀樹
脱原発へ!中電株主行動の会:溝田一成
2023年10月28日
四国電力社長 長井啓介 様
伊方原発3号機の稼働をやめ、持続可能な社会実現のため原子力からの撤退を求める
私たちは瀬戸内海沿岸の平和と環境を守ろうと有志が集う西瀬戸ピースサイクルのメンバーです。1986年から、全国各地で自転車などによる街頭アピール、軍事基地や原子力施設などへの要請を行っています。今年、中国電力による「中間」貯蔵施設建設計画が持ち上がり、41年前から原発建設計画に揺れる山口県西部の瀬戸内自治体をまわり、原発建設計画と「中間」貯蔵施設の白紙撤回の要請をしています。
1963年10月26日に茨城県東海村の動力試験炉で日本初の原子力発電が始まり、60年も経過しました。これまでに、建設された商業用原発は廃炉も含め57基にもなります。2021年の第6次エネルギー基本計画では、原発比率20~22%として、新増設はしないとのことで進んできています。しかし、岸田政権はGX基本方針を策定し、原発を再稼働し、これまでの政府の方針を覆し60年超の原発を動かす政策を決めました。多くの市民が反対する原発再稼働と老朽原発の稼働延長は到底受け入れられません。
2011年3月に起きた東北地方太平洋沖地震では、福島第一原発は、国際原子力事象評価尺度(INES)において、最高レベルの7(深刻な事故)の原発事故を起こしてしまいました。12年前の福島第1原発事故は改めて原発の危険性を再認識させられました。事故を起こした福島第一原発事故の終息には何年かかるか見通せず、溜まり続けるALPS処理汚染水を海洋放出までして次の世代までこれらの処理を転嫁することになります。
GX基本方針では原発を再稼働し、原発稼働後に出る危険な使用済み核燃料(核廃棄物)の再利用を図る「核燃料サイクル」の実現を、今後も行おうとしています。高速増殖炉「もんじゅ」を動かすことができず廃炉が決定し、青森県六ケ所村に計画されている「使用済み核燃料再処理施設」は、故障続きで稼働できる見通しはありません。「核燃料サイクル」の破綻は明らかです。そこで溜まり続ける使用済み核燃料のための「中間」貯蔵施設を建設することで、解決しょうとしています。何十世紀にもわたる処理・処分など後世に押しつけるわけにはいきません。
伊方原発は日本一長い佐田岬半島、日本一長い中央構造線の上に存在し、目の前には世界有数の生物多様性の豊かな瀬戸内海があります。万が一事故が起きれば閉鎖性海域の瀬戸内海は死の海となり、事故を起こさなくても放射能と温排水を瀬戸内海にたれ流し、全ての生命の生存権を脅かしながらでなければ稼働できません。その上、誰かが被曝労働に従事しなければならない。
再生可能エネルギーによる発電や新しい効率的な発電方法が開発され、電気供給には余裕ができた今、せっかく発電された自然エネルギーまで捨てられる事態になっています。原発にあくまでこだわり続ける必要はありません。かつては、安くて地球温暖化に優しいクリーンな発電と言われていたが今ではそれは全くデタラメであったと証明されています。私達は生きとし生ける全ての生命と、未来へと続く生命の繋がりを守るため、貴社の伊方原発3号機の稼働を中止することを求めます。
要請団体:西瀬戸ピースサイクル、ピースサイクル全国ネットワーク
呼びかけ人 ピースサイクル広島:新田秀樹
脱原発へ!中電株主行動の会:溝田一成
おおさかピースサイクル:山下伸生
大分ピースサイクル:池田年宏
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