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2024ピースサイクル

 

2024年7月28日日曜日

2024沖縄ピースサイクル報告(№3)

625日(3日目)伊江島基地を見学~ヌチドゥタカラの家を訪問~読谷村交流会

25日(3日目)は、伊江島へ移動し島内の基地を見学、この伊江島では終戦後農地を強制的に取り上げられ、返還運動を闘った歴史を持ち198412月に開設された「反戦平和資料館 ヌチドゥタカラの家」を訪問阿波根昌鴻さんの遺志を継ぐ謝花さんと交流、マスコミに乗らない事実などその闘いの歴史を学びました。宿泊は例年お世話になっている読谷村にある民宿「ヌーガヤ」に泊まり楽しく交流しました。

 

626日(4日目)チビチリガマ見学~嘉手納基地~那覇空港から帰路へ

 26日(4日目)最後の日は、民宿から自転車で10分の所にあるチビチリガマを知花さんの案内で見学、ガマの入り口に立つ石碑には、犠牲となった83名の方々の氏名が刻まれ知花さんの親類も含まれているとのことでした。約1時間チビチリガマで132名が集団自決した状況を伺い知花さんとは別れ、嘉手納基地見学へ向かった。「チビチリ」とは「尻切れ」という意味でガマに流れ込む小川がどこに流れていくか分からないことから呼ばれたということでした。

嘉手納基地に到着。基地では、タッチ&ゴーの訓練が行われ戦闘機の轟音が響き渡っていました。しばし訓練と併設されている資料館を見学し午後からは那覇空港に向けて走り、17時ころ那覇空港に到着。その日のうちに帰宅しました。

 

194592日に東京湾上の米戦艦ミズーリ号の甲板で日本政府による降伏文書への調印が行われ第二次世界大戦が終結したとされています。終結からもうすぐ79回目の敗戦記念日を迎えます。この事実を体験した世代はすでに国民の14%を切っており、悲惨な戦争の継承は難しくなってきているといわれています。体験者は、当時の被爆や空襲、兵士との逃走などの被害体験や、中国、南西アジアでの加害体験を、語り部やデジタル映像にかえて「再び戦火を交えてはいけない」とその思いの継承に努めています。本当にありがたい。

623日を慰霊の日とし県内各所で戦火の犠牲になった方々を慰霊する沖縄。そして国は815日を記念日とし反戦平和への思いを新たに誓います。

平和とは、安心して生活できること。 平和とは、一人一人が輝いていること、 平和とは、みんなが幸せを感じること。 そして平和は、わたしたち自らがつくりだすものです。 そのために、私たち一人一人の行動が大事なのです。平和という大切なバトンをつなぐために。 

          




報告 ピースサイクル神奈川 佐藤修作

写真1.2枚目は伊江島にて

写真3枚目はチビチリガマにて

 

 

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