ピースサイクル全国ネットワークから皆様へ
2022年7月8日。参議院選挙投票日の2日前、安倍元総理大臣が銃撃され死亡する事件が起きました。その後の報道では銃撃事件の背景には、「統一教会」(現在国内においては名称を変更し活動)との関係が取り上げられ、事件の解明には容疑者と旧統一教会の関係解明が重要との論調が報道されています。同時に政治家や政治団体が旧統一教会とどのようにかかわっているのか注目されています。
ピースサイクル運動は1986年チェルノブイリ原発事故を契機に、「まもろう!平和憲法なくそう!原発・核兵器・米軍基地」を2022ピースサイクルからのアピールとして、自転車で反戦平和、脱原発の思いをオキナワ、ヒロシマ、ナガサキ、ロッカショにピースメッセージを届ける運動を36年間国内外の人々と連帯し運動を続けてきました。現在も各地で自転車で走り続けています。
7月8日の事件を機に「ピースロード」の名称で「日韓友好、世界平和を実現しよう」という主張のもとに自転車で各地を走行している団体があることが判明しました。私たち、ピースサイクル全国ネットワークとは全く関係のない団体でありますので、ご注意願います。
ピースロードは統一教会の創始者文鮮明が主導した運動であり、警察の最高機関・国家公安委員会委員長の二之湯智(参議院議員」が統一教会関連団体の活動「ピースロード」2018年の「京都府実行委員会委員長」だったことも判明しています。(京都新聞報道)
以下は、ピースロード公式ウェブサイト。https://www.peaceroad.jp/ に掲載されている記事内容です。(赤字はブログ投稿者書き入れています)
「One Family under God」のビジョンを中心に人種と国境を超え、全世界を平和の道で連結することにより、日韓友好と世界平和を実現します。
ピースロードは、世界平和を推進する UPFの世界的な友好親善プロジェクトです。1981年、UPF の故文鮮明総裁が世界中のすべての人々を物理的に結ぶという国際平和高速道路を提案しました。ピースロードイニシアチブは、特に日韓を結ぶ海底トンネル構想とアラスカとシベリアを結ぶベーリング海峡計画の2つの事業を推進しています。国際平和高速道路は、人類は神のもとの一つの家族であり、文化、貿易、旅行を通じて人々が日常生活の中で出会うことができれば、隣人どうしを隔ててしまう歴史的な恐怖と誤解は消え去ってしまうという文総裁の信念を体現したものです。
ピースロードはこのような「国際平和高速道路」の理念とビジョンを共有し、全世界を一つの道で結ぶ共生・共栄の世界平和の時代を開こうとするプロジェクトです。
1981
UPF の創設者である文鮮明総裁と韓鶴子総裁は、韓国・ソウルで開かれた第10 回「科学の統一に関する国際会議」(ICUS)で、歴史的な障壁が残る日韓間の海底トンネル構想を発表。
2005
日韓トンネルプロジェクトを提案され24年が経った2005年6月、文総裁はワシントンDC など米国の主要4都市巡回講演会を行い、世界平和の基軸となるアジアと北米大陸をつなぐ「ベーリング海峡海底トンネル」建設構想を発表。
2013
「ピースバイク(Peace Bike)」運動として、日韓の友好と世界平和、南北朝鮮半島統一の願いを込め、2台の自転車が人と人を繋ぎながら北海道を起点として日本列島を縦走し、韓国へと3800kmを連結。
2015
アフリカの喜望峰からチリのサンティアゴを目指すという国際ハイウェイのコースに沿って、世界中で縦走プログラムが展開された。120カ国を超える国が参加し、プロジェクトも「ピースロード(Peace Road)」に改称。
2020
新型コロナのパンデミックによって、東京オリンピック・パラリンピック2020が延期に。一方、あらゆる国、地域、家族が分断されるなか、世界平和と連帯の必要性をアピールしようと、感染防止対策を徹底しながら世界各地でピースロード2020を実施。
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