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2024ピースサイクル

 

2024年8月2日金曜日

7月26日、陸自豊川駐屯地への申し入れ行動

7月26日、ピースサイクル愛知とピースサイクル浜松は、

陸自豊川駐屯地へ申し入れ行動を行いました。

               申し入れ書

陸上自衛隊豊川駐屯地指令様


 私たちは、ヒロシマ・ナガサキの被爆体験を歴史的教訓とし、戦争と核のない世界を願って、全国各地から平和を訴え、その願いを自転車で伝える手作りの市民運動ピースサイクルです。

 1986年夏、大阪の郵便局に働く8人の青年が、反核・平和を訴え自転車で広島まで走りました。それに共感して運動はまたたくまに全国に広がり、この愛知でも有志が集まりネットワークができました。以来運動は続き、昨年まで全国を結び自転車で走り続けてきました。

 しかし、年々この時期の暑さは厳しさを増し、異常な猛暑が続くようになりました。これまで水分補給や体調維持に気を配りながら運動を続けてきましたが、これ以上続けることは危険と判断し、この時期の自転車での走行は止めることにしました。

 ロシアがウクライナに侵攻して2年以上が経ち泥沼の様相を見せています。そして、昨年10月からは、パレスチナガザ地区で、イスラエルの徹底した弾圧と虐殺が続いています。いっぽうアジアでは、北朝鮮がミサイル技術を高め、中国は海洋支配を強化しています。

 世界中で軍事的緊張が高まる中、日本では自衛隊予算を大幅に増額し、これまでの専守防衛から敵基地攻撃能力の獲得へ踏み出しています。軍事国家と軍拡競争をしても勝ち目はありません。逆に日本が築いてきた平和国家としての国際的信頼が失われるリスクのほうがはるかに大きいです。

 国内に目を向けると、今年の元旦に能登で大きな地震がありました。自衛隊の皆さんがすぐさま現地入りし救援活動を続けられていることに心から敬意を表します。気候変動により、集中豪雨の危険性も高まるばかりです。組織力と機動力を持った自衛隊は、災害時において非常にありがたい存在です。

 憲法9条のもと、貴職が専守防衛に徹するとともに、災害時に必要となる装備を充実させ、災害救助活動に力を入れるよう申し入れます。

                   2024年7月26日

                   ピースサイクル愛知ネットワーク

                   


 

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