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2024ピースサイクル

 

2024年10月22日火曜日

【共同声明】

陸上自衛隊「陸自大演習」ならびに

日米共同統合演習「キーン・ソード25」の中止を求める

 

 パレスチナをはじめとする中東の惨事は、先の15年戦争での武力の行使で数千万人に及ぶ東アジア各地の人々の尊厳を奪った日本の加害を彷彿させる。沖縄・広島・長崎をはじめとする全土で多くの命と生活も壊された。その反省のもと、日本国憲法は武力による威嚇や武力の行使を放棄し、今日に至る。

 陸上自衛隊は9月から11月下旬にかけ、総人員の3分の2にあたる10万人を動員し、九州の演習場を南西諸島に見立てた「陸自大演習」を行っている。これは、1023日~111日に行われる日米共同統合演習「キーン・ソード25」(自衛隊3万1千名、米軍1万2千名、日米艦艇約40隻、航空機約370機参加)に引き継がれるという。

 このような演習は、「武力による威嚇」に他ならない。このような行為こそが東アジア、特に日本・米国・中国などにおける軍事的緊張を高める。南西諸島住民の避難計画やシェルター建設は、いくら軍備を増強したところで、それが「抑止力」にはならないことを政府自らが暴露しているようなものだ。

 次々とルールや原則を無視した内政を続ける政府ではあるが、私たちは、前文や第9条を謳う日本国憲法というルール、日中平和友好条約というルールに則った外交をこそ望む。

民間の施設や人員を使っての軍事訓練は、ジュネーブ条約の軍民分離原則に反し、市民を戦争に巻き込むことにつながる。何が何でも絶対に戦争はしてはならない。私たちは戦争につながるすべてのことに反対する。戦争の被害者にも加害者にもなることを拒む。

 

陸上自衛隊「陸自大演習」ならびに日米共同統合演習「キーン・ソード25」の中止を求める。               20241021

憲法・教育基本法改悪に反対する市民連絡会おおいた

共同代表  梶原得三郎・宮崎優子

【イベント案内】

ミサイルも弾薬庫もいらない! 

平和をめざすつどい in 大分2024 (11月30日~12月1日)

 陸自大分分屯地(敷戸弾薬庫)では、中国を直接攻撃可能な長距離ミサイル用と見られる大型弾薬庫計9棟の建設計画が進められ、既に2棟の工事が始まっています。また、湯布院駐屯地では、九州沖縄南西諸島に配備されたミサイル連隊の「司令塔」になる第二特科団がこの3月に新編され、ミサイル連隊の配備も年度内に行われようとしています。
 大分敷戸の大型弾薬庫建設には、23年度で45億円が費やされ、25年度は9棟の内3棟分で実に85億円の予算が計上されています。ロシア・ウクライナや中東でのミサイルを使った武力行使が行われている中、専守防衛に反するだけでなく、軍民分離原則や保安距離をもないがしろにしたミサイル配備や弾薬庫建設が行われています。軍拡と日米共同軍事演習で、私たち住民の不安と恐怖は増すばかりです。
 昨年8月、「大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会」は発足し、細々とではありますが、学習会や講演会、チラシやパンフレットの配布、街頭や基地前でのスタンディングを行ってきました。より多くの方々に弾薬庫問題を知ってもらおう、より広い地域に大分の情報を発信していこう、そして、より強い危機感を皆で共有し、戦争を止める運動を繰り広げていきたい。そんな思いを持ちつつ、以下の取り組みを企画しています。いつもお願いばかりで恐縮ですが、皆さまのお力をお貸しください。どうかよろしくお願いします。

沖縄・西日本ネットワーク(仮称)交流集会

1130日(土)14:0017:00

会場:アイネス(大分県消費生活・男女共同参画センター大会議室)資料代¥1,000

《プログラム》基調報告(具志堅隆松さん)と各地からの報告、反戦・平和のための広範なネットワークづくりについての意見交換、運動の方向についての提起。

《主催》「ミサイルも弾薬庫もいらない! 平和をめざすつどい in 大分2024」実行委員会

《共催》「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」

 歓迎のつどい要予約:先着30名まで】

1130日(土)18:0020:00

会場:ソレイユ(大分県労働福祉会館)牡丹の間

《参加費》¥5,000前後(当日連絡)

《申し込み締切》第一次~1031日(木)、第二次~1115日(金)

「こんなに近いの⁉︎︎敷戸弾薬庫周辺フィールドワーク」【要予約:先着23名まで】

12月 1日(日)8:5011:30

ところ:大分駅〜敷戸弾薬庫周辺〜大分駅

《参加費》¥2,000

《プログラム》9時出発〜マイクロバス車中説明〜陸自大分分屯地(敷戸弾薬庫)周辺フィールドワーク〜車中説明と参加者意見交換〜大分駅帰着  各自昼食、若草公園移動

2024年10月21日月曜日

2024国会ピースサイクル報告№1

2024国会ピースサイクル 報告 2024104()

 防衛省要請行動~東京都教育委員会要請行動

2024国会ピースサイクルは5月に東海村行動、神奈川ピースの実走を行うため、実施時期を10月に変更しての取り組みとなりました。また、外務省への要請行動は、これまで行ってきた意見交換は行わず、文書提出による要請行動となりました。

●公園での出発式

10月4日(金)猛暑に明け暮れた暑さも秋雨前線の到来と共にすっかり消え去り、この日は小雨模様。いつもの市ヶ谷駅前の公園に集まったメンバー11名は9時から簡単な出発式を行い、防衛省へ向かいました。

自転車隊は市ヶ谷近辺の貸自転車を借入れた土屋さんと神奈川の佐藤周作さんのお二人。朝の通勤ラッシュ時に自転車を運んでくるのは大変なことを考えての土屋さんの判断ですが、首都圏で自転車走行に参加をお願いするうえでは、リースの自転車活用は検討したい方法です。

 ●防衛省申し入れ

 920分から始まった防衛省前要請行動では、8名の方がアピール。神奈川からは5月に行ったノースドックへの自転車での走行で実際に軍港の様子を見ることができ、ガザやウクライナの情勢、レバノンへの戦火拡大などの情勢の中で、日本国内においても南西諸島(琉球弧)を軍事力で守るという考えは受け入れることはできない。武器で平和は守れないことをアピールしていきたいと発言。

三多摩からは毎年、入間基地から横田、立川基地へと3つの基地で申し入れを行っている。基地の中ではオスプレイの墜落事故を機に家族会が声をあげ、防衛省を動かしているが、防衛省はアメリカに対し何も言えない状態だ。横田のオスプレイは青森まで飛んでいる。オスプレイの飛行を止める行動や、沖縄に連帯する行動を今後も行っていきたいと発言。

千葉からは石破内閣には5人の防衛大臣がいると言われている。また、千葉の選挙区出身の立憲民主党の野田代表は欺瞞的で信用できない。埼玉からも石破のいうアジア版NATOの構想は日本の軍事力の強化に過ぎない。慰安婦問題に取り組んできた方からは毎月第1水曜日に、官邸前抗議を継続していることも紹介され、石破政権になっても戦争する国へ向かう日本の政治に警笛を発していこうと参加者の想いを表明し、防衛省職員に要請文を手渡しました。

 ●東京都教育委員会申し入れ・会見

11時からの東京都教育委員会への要請行動では、岩永やす代都議会議員(生活者ネット)が忙しい中で挨拶に来ていただき、要請行動を行いました。事前の回答は頂いていたもの、急遽の議会対応で今回は回答に対しての質問と要請を伝える対応となりました。

都教委の回答については、①入学式、卒業式等における国旗掲揚、国歌斉唱の実施についての通達は「不当な支配」に該当せず、処分は撤回しない。②国旗掲揚、国歌斉唱は「学習指導要領」で指導するものとなっている。③働き方改革については給与、教職員の増員等についての要請に対し、総合的に推進するという抽象的な回答に留まりました。④「教育破壊」という言葉も使われ、社会問題化されている教育現場の問題について、不登校問題への対応、教員の犯罪、学校における暴力行為発生問題から、情報化社会に対応する「教育情報化推進策」の現状と経産省が推進している「未来の教室」の導入等を質問しながら、問題点を質問していきました。

担当部署との意見交換はできませんでしたが、①について、20年経過した今でも処分の乱発でしか解決できない状態は異常であり、そもそも君が代は国家としての言葉の意味が時代にそぐわず、子供たちに理解させること自体が問題になっているのではないか。③働き方改革については、スクールカウンセラーの雇い止めで都が提訴される問題が報道(都教委会見後報道)されていることからも、都教委のプランを実行する具体性がないことが問題です。教育情報化推進策については、経産省が民間企業などとタイアップし、様々な実証事業を進めていますが、情報機器(教材も含め)の活用によって、産業界の要請に応じた人材つくりが展開されていく危惧があります。以上のような問題点について、意見交換が不十分に終わってしまいましたが、こうした問題は教員の労働条件や子供たちの問題にとどまらず、社会のあり方に関わることですので、機会あるごとに問題点を明らかにしていくことが大事になってくると思います。


 

2024国会ピースサイクル 報告№2

東京電力要請行動

 東電本店では、13名で本店の原子力センターと会見の場を持つことができました。東電は市民団体との会見の場を持つことをひたすら拒否し続けていますが、3.11原発事故前から行動し、20回目となるピースサイクルのこれまでの経過で約1時間15分の会見を行うことができました。

・会見の冒頭に吉野共同代表から「原発事故から13年経って、問題が解決されていないにも関わらず、原発を動かそうとしている。東電も国も全く反省していないのではないか。私たちは9月に30回目の六ヶ所ピースサイクルを実施してきたが、下北半島が核の最終処分場になっているのではないか。誰が責任を取るのか考えてもらいたい」と意見表明し、回答についてやり取りを始めました。主なやり取りは以下の通りです。

  デブリの取り出しについて

質問;取り出した後のデブリの扱いもはっきりしていない。そもそも取り出すことが可能なのか。

東電;ロードマップでは当初、2110月で計画していたが、間に合わなかった。1時間3~4ミリシーベルトの高線量化で60名の作業員体制で行っていたが、パイプの接続順番を示す数字がビニールで覆われていて気が付かなかった。再度のカメラ投入を試みたが、映らなかった。

原因は電源のオン、オフ切り替えが放射線の影響で不調になったようなので、対応策を検討している。3gの取り出したデブリは茨城に持って行き文責することになっているが、取り出したデブリは、アルプス処理水を保管しているタンクの場所に保管エリアを確保する予定だ。

 

  原発再稼働と最終処分場

質問;東電は9月、柏崎刈羽原発からむつの中間貯蔵施設へ使用済み核燃料を移送した。再処理工場が稼働していない中で、青森が最終処分場になるのではないか危惧している。

東電は汚染水問題で漁民との約束を破った。東電への信頼性がない中では物事は進まないのではないか。再処理ができない中で使用済み核燃料を搬出するのは無責任。

東電;安全性を確認するため、柏崎刈羽原発の7号機に燃料を装荷した

  刑事責任を問う裁判や、被害者訴訟について

東京地裁民事部は「東電株主訴訟」で133210億円の損害芭蕉支払いを認めた。責任を取ろうとしない東電役員の主張は責任は無いと考えているのか

東電;訴訟に関することは回答を控えさせていただく。当社としては「福島復興」を原点に

損害賠償、廃止措置、除染に全力をつくすとともに「原子力発電所の安全性強化対策」に取り組んでいく。

  汚染水対策について

質問;放水作業は30年かかると言われている。汚染水を遮断する対策をしなければさらに延長されるのでは。

東電;陸側遮水壁、サブトレイン等により地下水位を安定的に管理している。2028年までに5070m/日に抑制する計画だ。

  日本原電、東海第二原発再稼働に向けた東電の財政支援について

質問;日本原電は防潮堤の欠陥工事のため、東海第二の再稼働を2年余延期した。東電自身が破たんしている中でなぜ、安全対策費2350億円を財政支援として負担するのか。

東電:お客様に低廉で安定かつCOの少ない電気を届けることが重要と考え電源調達先として東海第二から受電できると考えています。

 

主なやり取りは以上ですが、事故後13年経過した後も、廃炉計画は進まず、逆に火sh和崎刈羽原発の再稼働に向け、青森や、新潟県民の意向を無視し突き進んでいる姿勢が発言の随所に現れています。

 申し入れ書では「3.11以降、東電の株価は低迷し、税金も投入されていながら、経営改善の取り組みは厳しい状況で、経営改善ができる道は再生エネルギーへの転換ではないか。貴社の考えを聞かせてほしいとの問いには「電力の安定供給や温室ガスの排出削減、経済性の観点から、再エネ、原子力、火力をバランスよく構成し最適な電源ポートフォリオ(資産を構成するための組み合わせ)を実現する」との回答に止まりました。

 

2024国会ピースサイクルのまとめ

今年の国会ピースサイクルは、30年目をむかえた六ヶ所ピースサイクルを9月に終えた

104()に開催されました。20年目の国会ピースサイクルは、自民党の裏金疑惑に揺れた政治の混迷、ウクライナ、パレスチナ情勢の中での戦争の危機など大きな転機を迎えた政治情勢の中で、私たちの平和を求める声をどう広げていくかが問われた行動でした。

1日行動を通じて13名の参加に留まりましたが、20年間継続した取り組みは多くの重要な視点、課題を明示した取り組みになったと思います。

 104日、外務省へ提出した申し入れは「徴用工問題と強制動員問題」に絞って要請しました。この問題は決して過去の問題ではなく、日本が過去の侵略戦争をどのように反省し、近隣諸国との間で友好関係を築きあげるために、私たちの歴史認識を質していくうえで避けては通れない問題だからです。外務省からの回答は後日となっています。

 内閣府への署名提出は624筆を108日提出しました。島根原発の再稼働をこの12月にも強行されるのでないかという情勢の中、島根ピースサイクルを取り組み、署名を実施できたことは、今後の運動にとって一つの成果だと思います。署名行動にご協力頂いた皆様に感謝申し上げます。

 


【報告】静岡県原子力安全対策課との意見交換会

【報告】9月9日に開催した、静岡県原子力安全対策課との意見交換会の報告です

浜岡原発を考える静岡ネットワークの仲間がフェイスブックに載せてくれました。私も参加しましたが、中部電力が静岡県に丸投げしている避難計画は酷いものです。 〈ピースサイクル静岡 森下〉

 

 年に1、2度行われる浜ネットの県原子力安全対策課への要請・意見交換は5、6月に行われるはずが、今年は川勝知事の突然の辞任で、5月次期鈴木康友新知事就任、6月県議会を挟み、8月居座り台風10号の迷走もからみ、この日に行われた。

県庁別館5階危機管理センターで神村課長以下3人と鈴木卓馬代表以下13人とで午後2時間弱会見。

冒頭、先の南海トラフの臨時情報・巨大地震注意について、原発稼働停止はどういう時出されるのか様々なケースを問いかけたが、何の情報もなく、国に問い合わせる気概も無いことがわかりガックリ。

さしたる予知の科学的根拠もなく不安を煽るのは体制側に利点がありそうもない。あるとすれば改憲の緊急事態条項の予行演習ではないかの声があるが、その辺か。

この日の、耳目を集めたのは、5月の浜松ピースサイクルが慣例の現地浜岡原発事務所で要請行動中、広域避難計画の質問に及んだ時、「それは我々がやることではない。県がやることだ」とにべもなかった。神村課長「そういう言い方は心外だ!」とムクレタ。

だが原発推進の立場に立つIAEAですら5層の深層防禦で、最後の安全策は住民を安全に広域避難が出来るようにすることを電力会社に義務付けている。日本の新規制基準は電力会社の責任を問わず広域避難を自治体に丸投げした。「広域避難が無理」を理由に運転差し止めた東海第二の水戸地裁判決ではないが、原発立地自治体で電力会社に広域避難が可能なのか問う声が強まっている。浜岡原発を抱えるUPZ圏11市町でもそういう声が挙がっている。

最後に、浜ネット要請に何度もオブザーバー参加している「ふじのくに県議団」の小長井県議と杉山県議から意見表明があった。小長井県議「川勝知事には、使用済み核燃料がプール満杯になり入りきらんを理由に頑として再稼働に応じない信念がうかがわれ安心感があった。今度の鈴木知事はどうか、心配である」、杉山県議「想定外をなくそうが共通認識。宮崎に半導体外資が入ってきたとき、避けるべきリスクに50マイル内に原発がないことというのがあるらしい。これで行くと、浜岡再稼働させれば真面な企業は来ないということになる」と。34度残暑の中、解散した。

 

2024年10月1日火曜日

『航平は日本人であり、中国人でもあります』

『航平は日本人であり、中国人でもあります』

航平は昆虫や爬虫類が大好きで、どんな小さな生き物にも目がない、独特な視覚を持つ子供でした。
誰よりも優しい心の持ち主です。 幼い頃から絵を描くのが好きで、日本語と中国語の両方に堪能な語学の才能もありました。 彼は私と一緒に深圳に行くことをためらっていました。 食べ物にうるさい彼は、最初は現地の食事にはなじめなかったが、最近はだいぶ好きな食べ物が多くになり、始めたばかりのバスケットボールにも夢中になっています。

航平が突然私たちの元を去ったことには、私はまったく心の準備ができていない今、心は混乱と果てしない悲しみでいっぱいです。 彼がどのように成長し、大人になっていくのか、もう見ることができません。
彼を守れなかったことは、一生釈然のできない後悔になるでしょう。
航平は日本人であり、中国人でもあります。 母親は10年近く日本で暮らした中国人であり、父親は人生の半分近くを中国で過ごした日本人です。 航平自身も、3歳までの人生のほとんどを中国の家で過ごしました。 何が報道されようと、彼が日本人と中国人の両方のルーツを持つという事実は変わらない。
私たちは中国を憎んでいるわけではないし、同様に日本を憎んでいるわけでもない。 国籍に関係なく私たちはどちらの国も自分の国だと思っています。 習慣や文化の違いはあっても、私たちはみな同じ人間であることを誰よりもよく知っています。 したがって、歪んだ考えを持つごく少数の卑劣な人間の犯罪によって、両国の関係が損なわれることを私は望みません。 私の唯一の願いは、このような悲劇が繰り返されないことです。
航平は以前、私にこう言いました。『将来は父のようになりたい 』と。単なる気まぐれだったのかもしれませんが、父親として、その言葉は私を大いに慰めました。 私は日中貿易に携わり、日本と中国の架け橋となっています。
私の主な仕事は、両者の間にある認識の違いを埋め、円滑なコミュニケーションを図ることです。もしこのような不幸な事件が起こらなければ、彼はきっと私よりも役に立つ人間になっていたことでしょう。 しかし今、私にできることは、彼が誇れる人間になること、そして最愛の息子への償いとして、また犯人への復讐として、日中間の相互理解に微力ながら貢献し続けることだけです。
そして何より、航平に感謝の気持ちを伝えたい。 私たちを両親にしてくれたこと、そして私たちのそばで10年8カ月と7日間を過ごしてくれたことに感謝します。 私たちはこれからも、航平の分まで強く生き、航平のやり残した道を歩み続けます。

小山純平