陸上自衛隊「陸自大演習」ならびに
日米共同統合演習「キーン・ソード25」の中止を求める
パレスチナをはじめとする中東の惨事は、先の15年戦争での武力の行使で数千万人に及ぶ東アジア各地の人々の尊厳を奪った日本の加害を彷彿させる。沖縄・広島・長崎をはじめとする全土で多くの命と生活も壊された。その反省のもと、日本国憲法は武力による威嚇や武力の行使を放棄し、今日に至る。
陸上自衛隊は9月から11月下旬にかけ、総人員の3分の2にあたる10万人を動員し、九州の演習場を南西諸島に見立てた「陸自大演習」を行っている。これは、10月23日~11月1日に行われる日米共同統合演習「キーン・ソード25」(自衛隊3万1千名、米軍1万2千名、日米艦艇約40隻、航空機約370機参加)に引き継がれるという。
このような演習は、「武力による威嚇」に他ならない。このような行為こそが東アジア、特に日本・米国・中国などにおける軍事的緊張を高める。南西諸島住民の避難計画やシェルター建設は、いくら軍備を増強したところで、それが「抑止力」にはならないことを政府自らが暴露しているようなものだ。
次々とルールや原則を無視した内政を続ける政府ではあるが、私たちは、前文や第9条を謳う日本国憲法というルール、日中平和友好条約というルールに則った外交をこそ望む。
民間の施設や人員を使っての軍事訓練は、ジュネーブ条約の軍民分離原則に反し、市民を戦争に巻き込むことにつながる。何が何でも絶対に戦争はしてはならない。私たちは戦争につながるすべてのことに反対する。戦争の被害者にも加害者にもなることを拒む。
陸上自衛隊「陸自大演習」ならびに日米共同統合演習「キーン・ソード25」の中止を求める。 2024年10月21日
憲法・教育基本法改悪に反対する市民連絡会おおいた
共同代表 梶原得三郎・宮崎優子
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