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2025ピースサイクル

 

2025年7月21日月曜日

2025六ヶ所ピースサイクルのご案内

ピースサイクル2025for六ヶ所

核施設が標的 核燃料サイクル計画の撤退を

 ロシアのウクライナ侵攻で実証、

     「台湾有事」になれば原発・核施設が標的

ロシアのウクライナ侵攻・侵略戦争やイスラエルのパレスチナへのジェノサイド、米国によるイランの核施設への爆撃は許されません。自公政権は、「台湾有事」を想定し、『戦争ができる国づくり』を前面に、軍事費の2倍化、敵基地攻撃能力の保有、沖縄南西諸島の自衛隊ミサイル基地化を強化し、憲法9条を持つ被爆国にもかかわらず、核兵器禁止条約には背を向けています。こうした中で平和を継続するために私たちは何をすべきでしょうか。

六ヶ所再処理工場」の竣工を断念させ、

   核燃料サイクルをストップ!

日本原燃は27回目の再処理工場の竣工延期を公表しています。 青森県内で反核燃の取り

組みに関わる人たちは、今年6月に経産省や原子力規制庁、電気事業連合会等々の推進派に対して、地震と活断層、火山噴火の危険性、航空機墜落事故、石油備蓄基地の火災など劣悪な立地条件の中で再処理・核燃施設の重大事故の危険性を訴える東京行動を行っています、

 最終処分場問題も未定な中で、再処理工場の竣工・稼働などとんでもないことです。ところが自公政権は、エネルギー基本計画などで原発推進政策を強化し、核燃料サイクルにしがみつき、日本の核武装化のチャンスを狙っています。

原発以上に恐ろしい再処理工場の竣工・稼働をストップさせ、核燃料サイクルの中止を求める大きな世論を作り出しましょう。

 

30年目の<六ヶ所ピースサイクル>に参加を!

ここ数年、下北半島の原子力半島化が急ピッチで進められています。六ヶ所の再処理工場を中心とした核燃施設、東通原発、むつ中間貯蔵施設、大間原発等々です。避難計画もずさんな計画だけで下北半島の住民は、大きな災害が起きれば「置き去り」にされようとしています。

私たちは、今年30回目の<ピースサイクル202for六ヶ所>行動を成功させたいと思います。現地でがんばる反核燃の人々と交流し、六ヶ所村・日本原燃本社・青森県庁への申し入れ、反核燃の輪を全国各地に広めていきます。初めての方の参加を大歓迎します

 *ピースサイクル2025for六ヶ所行動

参加希望者は、8月上旬までに下記にお連絡願います。

ピースサイクル全国ネットワーク 

担当;吉野 090-4606-9634

【参加費用】

2 6食、交流会、車代などの費用

大人20,000円 中高生10,000

 《行動予定》

9月27日(土

13:00~六ヶ所村役場到着・到着集会

14:30~昼食

16:00~核燃PR館見学、詳しく説明受ける~

日本原燃本社前での抗議行動

17:00~宿舎(牛小舎)に移動

18:0021:00  夕食後、交流会

 9月28日(日) 

6:307:30朝食

8:0018:00 下北半島行動 牛小舎出発~

「核の中間貯蔵施設」はいらない!下北の会との交流会

~むつ中間貯蔵施設前で申し入れ

~大間で昼食~アサコハウスでの交流会~大間原発建設地見学

~牛小舎到着

19:0021:00 夕食・交流会

9月29日(月)                              7:008:00朝食                                  9:0010:00 六ヶ所村役場への申し入れ                10:3011:30 日本原燃本社への申し入れ               140016:00 青森県庁への申し入れは県議会開催のため困難   県内で反核燃で闘う仲間との交流会                     1:00新幹線・新青森駅に 


                                        

  

2025玄海・ピースサイクル 玄海町への申し入れ書

要 請 書 

       2025年6月6日       玄海町長 脇山 伸太郎 様

ピースサイクル全国ネットワーク            

玄海~長崎ピース 

昨年4月26日玄海町議会は、原発の高レベル放射性廃棄物最終処分場に関する文献調査の受け入れを求める請願を採択しました。これを受けて、国は玄海町に申し入れに来ると報じられました。

「高レベル放射性廃棄物」は、猛毒の放射能が入っており、強烈な放射線を果てしなく長期間発し続けます。その固化体製造直後の場合1500シーベルト/時と言われ、人が近づけば20秒で100%死亡に相当すると資源エネルギー庁も説明しています。

私は六ヶ所村で雨の中、水蒸気を出す高レベル廃棄物の金属にカバーされた実物を見ました!

日本では地下300メートルより深い地層で処分することになっていますが安全に保管できるという確立した技術は、日本のみならず世界にもありません。

フィンランドでは使用済み燃料でさえ、安全になる期間を最低10万年と見ているようですが、地殻変動の激しい日本でその間何も起こらないとは想像できません。このような超危険な核のごみを作り出し続ける原発政策を強引に進めてきた国や電力会社の責任は重大です。  

そして日々危険と隣り合わせで、不安を抱えながら暮らしてきた原発立地住民に、今度は核のごみの負担まで押し付けるのは、あまりに理不尽と考えます。

核のごみ最終処分場の文献調査の受け入れは十分確認する必要があります。4月25日に第6回特定放射性廃棄物小委員会が開かれたそうですが、現在までの状況について教えていただきたく思います。

そのことについて貴職に話し合いを持ちたいと考え、2025年8月7日10時過ぎに4名ほどでお伺いしたいと思います。昨年は総務課の通路での申入れでしたが、向かいの副町長応接室で、30分以上お時間を取っていただきたく要請します。

〈連絡先〉〒101-0061東京都千代田区神田三崎町3-1-1

          高橋セーフビル1Fたんぽぽ舎気付      

     ピースサイクル全国ネットワーク

2025ピースサイクル浜岡行動報告

 2025523日 浜岡原発申し入れ行動

ピースサイクルは浜岡原発申し入れ行動で 中電に南海トラフ地震の原発震災を問う!

5月23日、ピースサイクルは浜ネットの人たちを加えた11人で、浜岡原発申し入れ行動を浜岡原子力館の会議室で行なった。

申し入れ行動の冒頭、ピースサイクル神奈川のメンバーが要請書を読み上げて、浜岡原発の社員に手交した。続いて、浜岡原発社員との意見交換を1時間半に渡って行った。意見交換 の内容は、今年の3月に政府の中央防災会議が発表した南海トラフ巨大地震被害を全面的に改訂した想定被害では、初めて複合災害という名称で原発震災の危険性が喫緊の課題であることを踏まえての質問内容にし た。

 

南海トラフ大地震に伴う原発震災(複合災害)について

政府の中央防災会議は2025年3月、南海トラフ巨大地震(東海地震)の発生確率は30年以内に80%で、 南海トラフ巨大地震の被害想定を全面的に改訂し、被害が最大となるケースで直接死が298千人、全壊建物235万棟と甚大な被害になる報告を公表した。

中央防災会議の報告では、南海トラフ地震の津波予想を静岡県で最大31mと予想しているが、浜岡原発が「南海トラフ巨大地震の震源域の真上に立地している」ことから、全機が停止している状況でも複合災害(原発震災)の危険性は変わっていない。

 

中電に、地震や津波の被害は想定外だったとは言わせない!

原発が地震に襲われた時に必ず守らなければならない原則は、「止める」「冷やす」「閉じ込める」の安全三原則だが、全機停止中の浜岡原発では「冷やす」「閉じ込める」ことが出来るのかが問題になる。

2009811日、マグニチュード6.5の駿河湾地震で3号,4号,5号機が緊急自動停止しているが、マグニチュ ード65は東海地震の想定マグニチュード8.0の約180分の1の地震規模だった。 ここで使用済み核燃料の保管に問題が生じる。唯一の地震及び津波対策は廃炉・永久停止だが、停止中の3号機 ~5号機の燃料プールに冷却保管している使用済み核燃料6542体(原爆の材料になるウラン燃料)が、地震や津波によって、原発の配管等の設備が壊れて電源喪失した場合、使用済み核燃料が冷却できなくなれば、福島第一原発と同じく、メルトダウンを起こしてしまう。どう対応するのか?

 

2025ピースサイクル浜岡行動報告

 ピースサイクル浜岡行動報告 中部電力への質問と回答

  1. 【質問-1】 停止中の3号~5号機に冷却保管している使用済み核燃料6542体の問題では、地震や津波によって原発の配管等の設備が壊れて電源喪失した場合、使用済み核燃料の冷却ができなくなれば、 福島第一原発と同様にメルトダウンを起こしてしまうが、 どう対応するのか?
  2. 【中電回答】 「地震や津波で外部からの電気が喪失しても、非常用ディ ーゼル発電機やガスタービンのトレーラーも配備しているので、電源喪失はあり得ない」

*回答の問題点

非常用ディー ゼル発電機やガスタービンのトレーラーが、地震や津波で使えなくなる場合もある。また、仮に使えたとしても 非常用のバッテリー使用時間は8時間程度であり、使用済み核燃料の冷却ができなくなる。それでも、電源喪失はあり得ないのか!

14年前の東京電力は、東日本大震災の原発震災による福島第一原発事故に対して、 想定外だったとの理由で責任を取っていないが、中電も想定外だったと言うつもりなのか!!

 

【質問-1の2】 取水塔の問いについて、浜岡原発の冷却水は、沖合600m.の取水塔から800mも伸びた地下取水トンネルを通じて冷却水を採取しているが、大津波で取水塔が破壊したらどうするのか?

能登半島地震では4mの隆起が起きているが、19mの取水塔は大丈夫か? 津波は圧で1.5倍になるといわれる。取水塔が壊れたらどうするか

【中電回答】 原発の社員は大丈夫だとの説明をした。

 

【質問-2】 廃炉にする原子炉解体の問題で、火災について質問した。

【中電回答】 5月15日の火災は、「地下階の原子炉解体物を補完する場所で、もともとあった設備を解体する作業中に火災が発生した。切断時にグラインダーによって火花が散るので、耐火シートが燃えた。現在調査中なので、分かり次第プレス発表する」との説明

*回答の問題点

グラインダーの火花が耐火シートに飛んで燃えたというが、なぜ耐火シートが燃えるのか?何か隠していないか」。この火災事故ひとつ取っても、1号,2号機の廃炉完了は、17年後の2042年度予定とのことなので要注意だ。

 【質問-3】 避難計画について、自治体への打ち合わせは定期的に行っているが、肝心の住民説明会は行ってはいないとの説明だが、静岡県や御前崎市打ち合わせは定期的に行っているか?

【中電回答】 御前崎市とは計画の具体化及び充実のために毎月、全員協議会の場を持っている。 【質問】 浜岡原発に見学に来られた方、地域の方などの避難計画は? 見学者は静岡の方ばかりではないため、行政が指定した避難所にたどり着ける情報をしっかり提供すべきではないのか。  

見学者100200人(子ども)をどうやって誘導するのか。親との連絡、夜だったら、人数を把握できるのか?

昨年は、中電が見学者の避難はマイクロバスでの地域の避難所に送ると回答あり。

【中電回答】 行政が主導する避難となるので、避難の情報を中電も入手して伝える。

*回答の問題点

見学者の避難誘導は、中電がマイクロバスで地域の避難所に送るとは言っていない。結局のところ、参加者の声は、避難計画は「絵に描いた餅」だなあとガッ カリした。

2025ピースサイクル浜岡行動報告申し入れ書

中部電力株式会社 社長 林 欣吾様     2025 年5月23

          ピースサイクル浜松 浜岡原発を考える静岡ネットワーク

        ピースサイクル神奈川ネットワーク

浜岡原発の3号~5号機の永久停止などを求める申入書

標記の件について、以下の申し入れを行うので真摯に対応されたい。        

              記         

1, 中部電力は、浜岡原発の再稼働を断念して3号機から5号機すべてを永久   停止し、放射 能が低減する100年後をメドにして廃炉にすること。       


, 中部電力は、停止中の3号機~5号機の燃料プールに冷却保管している  使用済み核燃料 6542 体(原爆の材料になるウラン燃料)が、地震や津波の被害で原発の配管等の設備が 壊れて電源喪失した場合、使用済み核燃料が冷却できなくなれば、福島第一原発と同じく、メルトダウンを起こしてしまうという無防備状態になっている。

つまり、東海地震が来る前に早急に対策を取らなければ破滅的な大惨事になることは明らかだ。よって対 策として、プール内に保管中の使用済み核燃料を、安全確保のために高価な費用がかか っても、厳重保管できる金属製のキャスクと呼ばれる容器に移して、崩壊熱を除去でき る設計と、中性子による臨界暴走が起こらない設計を厳重に施して、浜岡原発敷地内の 海岸線から遠い高台の場所に移すこと。


, 中部電力は、原発の再稼働につながるテレビCMは取りやめて、CMの使用料を電気料金の値下げに回すこと。


 , 中部電力は、廃炉する1号,2号機の原子炉解体作業に従事する労働者及び周辺住民の 被ばく対策を最優先にして、廃炉工程を計画すること。


 5,中部電力は、原発の危険性を自覚して、市民の生命を預かっている企業の立場から、市民との対話ができる場を積極的に設ける努力をすること。