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2025ピースサイクル

 

2025年7月21日月曜日

2025ピースサイクル浜岡行動報告

 ピースサイクル浜岡行動報告 中部電力への質問と回答

  1. 【質問-1】 停止中の3号~5号機に冷却保管している使用済み核燃料6542体の問題では、地震や津波によって原発の配管等の設備が壊れて電源喪失した場合、使用済み核燃料の冷却ができなくなれば、 福島第一原発と同様にメルトダウンを起こしてしまうが、 どう対応するのか?
  2. 【中電回答】 「地震や津波で外部からの電気が喪失しても、非常用ディ ーゼル発電機やガスタービンのトレーラーも配備しているので、電源喪失はあり得ない」

*回答の問題点

非常用ディー ゼル発電機やガスタービンのトレーラーが、地震や津波で使えなくなる場合もある。また、仮に使えたとしても 非常用のバッテリー使用時間は8時間程度であり、使用済み核燃料の冷却ができなくなる。それでも、電源喪失はあり得ないのか!

14年前の東京電力は、東日本大震災の原発震災による福島第一原発事故に対して、 想定外だったとの理由で責任を取っていないが、中電も想定外だったと言うつもりなのか!!

 

【質問-1の2】 取水塔の問いについて、浜岡原発の冷却水は、沖合600m.の取水塔から800mも伸びた地下取水トンネルを通じて冷却水を採取しているが、大津波で取水塔が破壊したらどうするのか?

能登半島地震では4mの隆起が起きているが、19mの取水塔は大丈夫か? 津波は圧で1.5倍になるといわれる。取水塔が壊れたらどうするか

【中電回答】 原発の社員は大丈夫だとの説明をした。

 

【質問-2】 廃炉にする原子炉解体の問題で、火災について質問した。

【中電回答】 5月15日の火災は、「地下階の原子炉解体物を補完する場所で、もともとあった設備を解体する作業中に火災が発生した。切断時にグラインダーによって火花が散るので、耐火シートが燃えた。現在調査中なので、分かり次第プレス発表する」との説明

*回答の問題点

グラインダーの火花が耐火シートに飛んで燃えたというが、なぜ耐火シートが燃えるのか?何か隠していないか」。この火災事故ひとつ取っても、1号,2号機の廃炉完了は、17年後の2042年度予定とのことなので要注意だ。

 【質問-3】 避難計画について、自治体への打ち合わせは定期的に行っているが、肝心の住民説明会は行ってはいないとの説明だが、静岡県や御前崎市打ち合わせは定期的に行っているか?

【中電回答】 御前崎市とは計画の具体化及び充実のために毎月、全員協議会の場を持っている。 【質問】 浜岡原発に見学に来られた方、地域の方などの避難計画は? 見学者は静岡の方ばかりではないため、行政が指定した避難所にたどり着ける情報をしっかり提供すべきではないのか。  

見学者100200人(子ども)をどうやって誘導するのか。親との連絡、夜だったら、人数を把握できるのか?

昨年は、中電が見学者の避難はマイクロバスでの地域の避難所に送ると回答あり。

【中電回答】 行政が主導する避難となるので、避難の情報を中電も入手して伝える。

*回答の問題点

見学者の避難誘導は、中電がマイクロバスで地域の避難所に送るとは言っていない。結局のところ、参加者の声は、避難計画は「絵に描いた餅」だなあとガッ カリした。

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