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2025ピースサイクル

 

2025年7月21日月曜日

2025ピースサイクル浜岡行動報告

 2025523日 浜岡原発申し入れ行動

ピースサイクルは浜岡原発申し入れ行動で 中電に南海トラフ地震の原発震災を問う!

5月23日、ピースサイクルは浜ネットの人たちを加えた11人で、浜岡原発申し入れ行動を浜岡原子力館の会議室で行なった。

申し入れ行動の冒頭、ピースサイクル神奈川のメンバーが要請書を読み上げて、浜岡原発の社員に手交した。続いて、浜岡原発社員との意見交換を1時間半に渡って行った。意見交換 の内容は、今年の3月に政府の中央防災会議が発表した南海トラフ巨大地震被害を全面的に改訂した想定被害では、初めて複合災害という名称で原発震災の危険性が喫緊の課題であることを踏まえての質問内容にし た。

 

南海トラフ大地震に伴う原発震災(複合災害)について

政府の中央防災会議は2025年3月、南海トラフ巨大地震(東海地震)の発生確率は30年以内に80%で、 南海トラフ巨大地震の被害想定を全面的に改訂し、被害が最大となるケースで直接死が298千人、全壊建物235万棟と甚大な被害になる報告を公表した。

中央防災会議の報告では、南海トラフ地震の津波予想を静岡県で最大31mと予想しているが、浜岡原発が「南海トラフ巨大地震の震源域の真上に立地している」ことから、全機が停止している状況でも複合災害(原発震災)の危険性は変わっていない。

 

中電に、地震や津波の被害は想定外だったとは言わせない!

原発が地震に襲われた時に必ず守らなければならない原則は、「止める」「冷やす」「閉じ込める」の安全三原則だが、全機停止中の浜岡原発では「冷やす」「閉じ込める」ことが出来るのかが問題になる。

2009811日、マグニチュード6.5の駿河湾地震で3号,4号,5号機が緊急自動停止しているが、マグニチュ ード65は東海地震の想定マグニチュード8.0の約180分の1の地震規模だった。 ここで使用済み核燃料の保管に問題が生じる。唯一の地震及び津波対策は廃炉・永久停止だが、停止中の3号機 ~5号機の燃料プールに冷却保管している使用済み核燃料6542体(原爆の材料になるウラン燃料)が、地震や津波によって、原発の配管等の設備が壊れて電源喪失した場合、使用済み核燃料が冷却できなくなれば、福島第一原発と同じく、メルトダウンを起こしてしまう。どう対応するのか?

 

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