中部電力株式会社 社長 林 欣吾様 2025 年5月23日
ピースサイクル浜松 浜岡原発を考える静岡ネットワーク
ピースサイクル神奈川ネットワーク
浜岡原発の3号~5号機の永久停止などを求める申入書
標記の件について、以下の申し入れを行うので真摯に対応されたい。
記
1, 中部電力は、浜岡原発の再稼働を断念して3号機から5号機すべてを永久 停止し、放射 能が低減する100年後をメドにして廃炉にすること。
2, 中部電力は、停止中の3号機~5号機の燃料プールに冷却保管している 使用済み核燃料 6542 体(原爆の材料になるウラン燃料)が、地震や津波の被害で原発の配管等の設備が 壊れて電源喪失した場合、使用済み核燃料が冷却できなくなれば、福島第一原発と同じく、メルトダウンを起こしてしまうという無防備状態になっている。
つまり、東海地震が来る前に早急に対策を取らなければ破滅的な大惨事になることは明らかだ。よって対 策として、プール内に保管中の使用済み核燃料を、安全確保のために高価な費用がかか っても、厳重保管できる金属製のキャスクと呼ばれる容器に移して、崩壊熱を除去でき る設計と、中性子による臨界暴走が起こらない設計を厳重に施して、浜岡原発敷地内の 海岸線から遠い高台の場所に移すこと。
3, 中部電力は、原発の再稼働につながるテレビCMは取りやめて、CMの使用料を電気料金の値下げに回すこと。
4, 中部電力は、廃炉する1号,2号機の原子炉解体作業に従事する労働者及び周辺住民の 被ばく対策を最優先にして、廃炉工程を計画すること。
5,中部電力は、原発の危険性を自覚して、市民の生命を預かっている企業の立場から、市民との対話ができる場を積極的に設ける努力をすること。
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