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2024ピースサイクル

 

2024年10月22日火曜日

【共同声明】

陸上自衛隊「陸自大演習」ならびに

日米共同統合演習「キーン・ソード25」の中止を求める

 

 パレスチナをはじめとする中東の惨事は、先の15年戦争での武力の行使で数千万人に及ぶ東アジア各地の人々の尊厳を奪った日本の加害を彷彿させる。沖縄・広島・長崎をはじめとする全土で多くの命と生活も壊された。その反省のもと、日本国憲法は武力による威嚇や武力の行使を放棄し、今日に至る。

 陸上自衛隊は9月から11月下旬にかけ、総人員の3分の2にあたる10万人を動員し、九州の演習場を南西諸島に見立てた「陸自大演習」を行っている。これは、1023日~111日に行われる日米共同統合演習「キーン・ソード25」(自衛隊3万1千名、米軍1万2千名、日米艦艇約40隻、航空機約370機参加)に引き継がれるという。

 このような演習は、「武力による威嚇」に他ならない。このような行為こそが東アジア、特に日本・米国・中国などにおける軍事的緊張を高める。南西諸島住民の避難計画やシェルター建設は、いくら軍備を増強したところで、それが「抑止力」にはならないことを政府自らが暴露しているようなものだ。

 次々とルールや原則を無視した内政を続ける政府ではあるが、私たちは、前文や第9条を謳う日本国憲法というルール、日中平和友好条約というルールに則った外交をこそ望む。

民間の施設や人員を使っての軍事訓練は、ジュネーブ条約の軍民分離原則に反し、市民を戦争に巻き込むことにつながる。何が何でも絶対に戦争はしてはならない。私たちは戦争につながるすべてのことに反対する。戦争の被害者にも加害者にもなることを拒む。

 

陸上自衛隊「陸自大演習」ならびに日米共同統合演習「キーン・ソード25」の中止を求める。               20241021

憲法・教育基本法改悪に反対する市民連絡会おおいた

共同代表  梶原得三郎・宮崎優子

【イベント案内】

ミサイルも弾薬庫もいらない! 

平和をめざすつどい in 大分2024 (11月30日~12月1日)

 陸自大分分屯地(敷戸弾薬庫)では、中国を直接攻撃可能な長距離ミサイル用と見られる大型弾薬庫計9棟の建設計画が進められ、既に2棟の工事が始まっています。また、湯布院駐屯地では、九州沖縄南西諸島に配備されたミサイル連隊の「司令塔」になる第二特科団がこの3月に新編され、ミサイル連隊の配備も年度内に行われようとしています。
 大分敷戸の大型弾薬庫建設には、23年度で45億円が費やされ、25年度は9棟の内3棟分で実に85億円の予算が計上されています。ロシア・ウクライナや中東でのミサイルを使った武力行使が行われている中、専守防衛に反するだけでなく、軍民分離原則や保安距離をもないがしろにしたミサイル配備や弾薬庫建設が行われています。軍拡と日米共同軍事演習で、私たち住民の不安と恐怖は増すばかりです。
 昨年8月、「大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会」は発足し、細々とではありますが、学習会や講演会、チラシやパンフレットの配布、街頭や基地前でのスタンディングを行ってきました。より多くの方々に弾薬庫問題を知ってもらおう、より広い地域に大分の情報を発信していこう、そして、より強い危機感を皆で共有し、戦争を止める運動を繰り広げていきたい。そんな思いを持ちつつ、以下の取り組みを企画しています。いつもお願いばかりで恐縮ですが、皆さまのお力をお貸しください。どうかよろしくお願いします。

沖縄・西日本ネットワーク(仮称)交流集会

1130日(土)14:0017:00

会場:アイネス(大分県消費生活・男女共同参画センター大会議室)資料代¥1,000

《プログラム》基調報告(具志堅隆松さん)と各地からの報告、反戦・平和のための広範なネットワークづくりについての意見交換、運動の方向についての提起。

《主催》「ミサイルも弾薬庫もいらない! 平和をめざすつどい in 大分2024」実行委員会

《共催》「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」

 歓迎のつどい要予約:先着30名まで】

1130日(土)18:0020:00

会場:ソレイユ(大分県労働福祉会館)牡丹の間

《参加費》¥5,000前後(当日連絡)

《申し込み締切》第一次~1031日(木)、第二次~1115日(金)

「こんなに近いの⁉︎︎敷戸弾薬庫周辺フィールドワーク」【要予約:先着23名まで】

12月 1日(日)8:5011:30

ところ:大分駅〜敷戸弾薬庫周辺〜大分駅

《参加費》¥2,000

《プログラム》9時出発〜マイクロバス車中説明〜陸自大分分屯地(敷戸弾薬庫)周辺フィールドワーク〜車中説明と参加者意見交換〜大分駅帰着  各自昼食、若草公園移動

2024年10月21日月曜日

2024国会ピースサイクル報告№1

2024国会ピースサイクル 報告 2024104()

 防衛省要請行動~東京都教育委員会要請行動

2024国会ピースサイクルは5月に東海村行動、神奈川ピースの実走を行うため、実施時期を10月に変更しての取り組みとなりました。また、外務省への要請行動は、これまで行ってきた意見交換は行わず、文書提出による要請行動となりました。

●公園での出発式

10月4日(金)猛暑に明け暮れた暑さも秋雨前線の到来と共にすっかり消え去り、この日は小雨模様。いつもの市ヶ谷駅前の公園に集まったメンバー11名は9時から簡単な出発式を行い、防衛省へ向かいました。

自転車隊は市ヶ谷近辺の貸自転車を借入れた土屋さんと神奈川の佐藤周作さんのお二人。朝の通勤ラッシュ時に自転車を運んでくるのは大変なことを考えての土屋さんの判断ですが、首都圏で自転車走行に参加をお願いするうえでは、リースの自転車活用は検討したい方法です。

 ●防衛省申し入れ

 920分から始まった防衛省前要請行動では、8名の方がアピール。神奈川からは5月に行ったノースドックへの自転車での走行で実際に軍港の様子を見ることができ、ガザやウクライナの情勢、レバノンへの戦火拡大などの情勢の中で、日本国内においても南西諸島(琉球弧)を軍事力で守るという考えは受け入れることはできない。武器で平和は守れないことをアピールしていきたいと発言。

三多摩からは毎年、入間基地から横田、立川基地へと3つの基地で申し入れを行っている。基地の中ではオスプレイの墜落事故を機に家族会が声をあげ、防衛省を動かしているが、防衛省はアメリカに対し何も言えない状態だ。横田のオスプレイは青森まで飛んでいる。オスプレイの飛行を止める行動や、沖縄に連帯する行動を今後も行っていきたいと発言。

千葉からは石破内閣には5人の防衛大臣がいると言われている。また、千葉の選挙区出身の立憲民主党の野田代表は欺瞞的で信用できない。埼玉からも石破のいうアジア版NATOの構想は日本の軍事力の強化に過ぎない。慰安婦問題に取り組んできた方からは毎月第1水曜日に、官邸前抗議を継続していることも紹介され、石破政権になっても戦争する国へ向かう日本の政治に警笛を発していこうと参加者の想いを表明し、防衛省職員に要請文を手渡しました。

 ●東京都教育委員会申し入れ・会見

11時からの東京都教育委員会への要請行動では、岩永やす代都議会議員(生活者ネット)が忙しい中で挨拶に来ていただき、要請行動を行いました。事前の回答は頂いていたもの、急遽の議会対応で今回は回答に対しての質問と要請を伝える対応となりました。

都教委の回答については、①入学式、卒業式等における国旗掲揚、国歌斉唱の実施についての通達は「不当な支配」に該当せず、処分は撤回しない。②国旗掲揚、国歌斉唱は「学習指導要領」で指導するものとなっている。③働き方改革については給与、教職員の増員等についての要請に対し、総合的に推進するという抽象的な回答に留まりました。④「教育破壊」という言葉も使われ、社会問題化されている教育現場の問題について、不登校問題への対応、教員の犯罪、学校における暴力行為発生問題から、情報化社会に対応する「教育情報化推進策」の現状と経産省が推進している「未来の教室」の導入等を質問しながら、問題点を質問していきました。

担当部署との意見交換はできませんでしたが、①について、20年経過した今でも処分の乱発でしか解決できない状態は異常であり、そもそも君が代は国家としての言葉の意味が時代にそぐわず、子供たちに理解させること自体が問題になっているのではないか。③働き方改革については、スクールカウンセラーの雇い止めで都が提訴される問題が報道(都教委会見後報道)されていることからも、都教委のプランを実行する具体性がないことが問題です。教育情報化推進策については、経産省が民間企業などとタイアップし、様々な実証事業を進めていますが、情報機器(教材も含め)の活用によって、産業界の要請に応じた人材つくりが展開されていく危惧があります。以上のような問題点について、意見交換が不十分に終わってしまいましたが、こうした問題は教員の労働条件や子供たちの問題にとどまらず、社会のあり方に関わることですので、機会あるごとに問題点を明らかにしていくことが大事になってくると思います。


 

2024国会ピースサイクル 報告№2

東京電力要請行動

 東電本店では、13名で本店の原子力センターと会見の場を持つことができました。東電は市民団体との会見の場を持つことをひたすら拒否し続けていますが、3.11原発事故前から行動し、20回目となるピースサイクルのこれまでの経過で約1時間15分の会見を行うことができました。

・会見の冒頭に吉野共同代表から「原発事故から13年経って、問題が解決されていないにも関わらず、原発を動かそうとしている。東電も国も全く反省していないのではないか。私たちは9月に30回目の六ヶ所ピースサイクルを実施してきたが、下北半島が核の最終処分場になっているのではないか。誰が責任を取るのか考えてもらいたい」と意見表明し、回答についてやり取りを始めました。主なやり取りは以下の通りです。

  デブリの取り出しについて

質問;取り出した後のデブリの扱いもはっきりしていない。そもそも取り出すことが可能なのか。

東電;ロードマップでは当初、2110月で計画していたが、間に合わなかった。1時間3~4ミリシーベルトの高線量化で60名の作業員体制で行っていたが、パイプの接続順番を示す数字がビニールで覆われていて気が付かなかった。再度のカメラ投入を試みたが、映らなかった。

原因は電源のオン、オフ切り替えが放射線の影響で不調になったようなので、対応策を検討している。3gの取り出したデブリは茨城に持って行き文責することになっているが、取り出したデブリは、アルプス処理水を保管しているタンクの場所に保管エリアを確保する予定だ。

 

  原発再稼働と最終処分場

質問;東電は9月、柏崎刈羽原発からむつの中間貯蔵施設へ使用済み核燃料を移送した。再処理工場が稼働していない中で、青森が最終処分場になるのではないか危惧している。

東電は汚染水問題で漁民との約束を破った。東電への信頼性がない中では物事は進まないのではないか。再処理ができない中で使用済み核燃料を搬出するのは無責任。

東電;安全性を確認するため、柏崎刈羽原発の7号機に燃料を装荷した

  刑事責任を問う裁判や、被害者訴訟について

東京地裁民事部は「東電株主訴訟」で133210億円の損害芭蕉支払いを認めた。責任を取ろうとしない東電役員の主張は責任は無いと考えているのか

東電;訴訟に関することは回答を控えさせていただく。当社としては「福島復興」を原点に

損害賠償、廃止措置、除染に全力をつくすとともに「原子力発電所の安全性強化対策」に取り組んでいく。

  汚染水対策について

質問;放水作業は30年かかると言われている。汚染水を遮断する対策をしなければさらに延長されるのでは。

東電;陸側遮水壁、サブトレイン等により地下水位を安定的に管理している。2028年までに5070m/日に抑制する計画だ。

  日本原電、東海第二原発再稼働に向けた東電の財政支援について

質問;日本原電は防潮堤の欠陥工事のため、東海第二の再稼働を2年余延期した。東電自身が破たんしている中でなぜ、安全対策費2350億円を財政支援として負担するのか。

東電:お客様に低廉で安定かつCOの少ない電気を届けることが重要と考え電源調達先として東海第二から受電できると考えています。

 

主なやり取りは以上ですが、事故後13年経過した後も、廃炉計画は進まず、逆に火sh和崎刈羽原発の再稼働に向け、青森や、新潟県民の意向を無視し突き進んでいる姿勢が発言の随所に現れています。

 申し入れ書では「3.11以降、東電の株価は低迷し、税金も投入されていながら、経営改善の取り組みは厳しい状況で、経営改善ができる道は再生エネルギーへの転換ではないか。貴社の考えを聞かせてほしいとの問いには「電力の安定供給や温室ガスの排出削減、経済性の観点から、再エネ、原子力、火力をバランスよく構成し最適な電源ポートフォリオ(資産を構成するための組み合わせ)を実現する」との回答に止まりました。

 

2024国会ピースサイクルのまとめ

今年の国会ピースサイクルは、30年目をむかえた六ヶ所ピースサイクルを9月に終えた

104()に開催されました。20年目の国会ピースサイクルは、自民党の裏金疑惑に揺れた政治の混迷、ウクライナ、パレスチナ情勢の中での戦争の危機など大きな転機を迎えた政治情勢の中で、私たちの平和を求める声をどう広げていくかが問われた行動でした。

1日行動を通じて13名の参加に留まりましたが、20年間継続した取り組みは多くの重要な視点、課題を明示した取り組みになったと思います。

 104日、外務省へ提出した申し入れは「徴用工問題と強制動員問題」に絞って要請しました。この問題は決して過去の問題ではなく、日本が過去の侵略戦争をどのように反省し、近隣諸国との間で友好関係を築きあげるために、私たちの歴史認識を質していくうえで避けては通れない問題だからです。外務省からの回答は後日となっています。

 内閣府への署名提出は624筆を108日提出しました。島根原発の再稼働をこの12月にも強行されるのでないかという情勢の中、島根ピースサイクルを取り組み、署名を実施できたことは、今後の運動にとって一つの成果だと思います。署名行動にご協力頂いた皆様に感謝申し上げます。

 


【報告】静岡県原子力安全対策課との意見交換会

【報告】9月9日に開催した、静岡県原子力安全対策課との意見交換会の報告です

浜岡原発を考える静岡ネットワークの仲間がフェイスブックに載せてくれました。私も参加しましたが、中部電力が静岡県に丸投げしている避難計画は酷いものです。 〈ピースサイクル静岡 森下〉

 

 年に1、2度行われる浜ネットの県原子力安全対策課への要請・意見交換は5、6月に行われるはずが、今年は川勝知事の突然の辞任で、5月次期鈴木康友新知事就任、6月県議会を挟み、8月居座り台風10号の迷走もからみ、この日に行われた。

県庁別館5階危機管理センターで神村課長以下3人と鈴木卓馬代表以下13人とで午後2時間弱会見。

冒頭、先の南海トラフの臨時情報・巨大地震注意について、原発稼働停止はどういう時出されるのか様々なケースを問いかけたが、何の情報もなく、国に問い合わせる気概も無いことがわかりガックリ。

さしたる予知の科学的根拠もなく不安を煽るのは体制側に利点がありそうもない。あるとすれば改憲の緊急事態条項の予行演習ではないかの声があるが、その辺か。

この日の、耳目を集めたのは、5月の浜松ピースサイクルが慣例の現地浜岡原発事務所で要請行動中、広域避難計画の質問に及んだ時、「それは我々がやることではない。県がやることだ」とにべもなかった。神村課長「そういう言い方は心外だ!」とムクレタ。

だが原発推進の立場に立つIAEAですら5層の深層防禦で、最後の安全策は住民を安全に広域避難が出来るようにすることを電力会社に義務付けている。日本の新規制基準は電力会社の責任を問わず広域避難を自治体に丸投げした。「広域避難が無理」を理由に運転差し止めた東海第二の水戸地裁判決ではないが、原発立地自治体で電力会社に広域避難が可能なのか問う声が強まっている。浜岡原発を抱えるUPZ圏11市町でもそういう声が挙がっている。

最後に、浜ネット要請に何度もオブザーバー参加している「ふじのくに県議団」の小長井県議と杉山県議から意見表明があった。小長井県議「川勝知事には、使用済み核燃料がプール満杯になり入りきらんを理由に頑として再稼働に応じない信念がうかがわれ安心感があった。今度の鈴木知事はどうか、心配である」、杉山県議「想定外をなくそうが共通認識。宮崎に半導体外資が入ってきたとき、避けるべきリスクに50マイル内に原発がないことというのがあるらしい。これで行くと、浜岡再稼働させれば真面な企業は来ないということになる」と。34度残暑の中、解散した。

 

2024年10月1日火曜日

『航平は日本人であり、中国人でもあります』

『航平は日本人であり、中国人でもあります』

航平は昆虫や爬虫類が大好きで、どんな小さな生き物にも目がない、独特な視覚を持つ子供でした。
誰よりも優しい心の持ち主です。 幼い頃から絵を描くのが好きで、日本語と中国語の両方に堪能な語学の才能もありました。 彼は私と一緒に深圳に行くことをためらっていました。 食べ物にうるさい彼は、最初は現地の食事にはなじめなかったが、最近はだいぶ好きな食べ物が多くになり、始めたばかりのバスケットボールにも夢中になっています。

航平が突然私たちの元を去ったことには、私はまったく心の準備ができていない今、心は混乱と果てしない悲しみでいっぱいです。 彼がどのように成長し、大人になっていくのか、もう見ることができません。
彼を守れなかったことは、一生釈然のできない後悔になるでしょう。
航平は日本人であり、中国人でもあります。 母親は10年近く日本で暮らした中国人であり、父親は人生の半分近くを中国で過ごした日本人です。 航平自身も、3歳までの人生のほとんどを中国の家で過ごしました。 何が報道されようと、彼が日本人と中国人の両方のルーツを持つという事実は変わらない。
私たちは中国を憎んでいるわけではないし、同様に日本を憎んでいるわけでもない。 国籍に関係なく私たちはどちらの国も自分の国だと思っています。 習慣や文化の違いはあっても、私たちはみな同じ人間であることを誰よりもよく知っています。 したがって、歪んだ考えを持つごく少数の卑劣な人間の犯罪によって、両国の関係が損なわれることを私は望みません。 私の唯一の願いは、このような悲劇が繰り返されないことです。
航平は以前、私にこう言いました。『将来は父のようになりたい 』と。単なる気まぐれだったのかもしれませんが、父親として、その言葉は私を大いに慰めました。 私は日中貿易に携わり、日本と中国の架け橋となっています。
私の主な仕事は、両者の間にある認識の違いを埋め、円滑なコミュニケーションを図ることです。もしこのような不幸な事件が起こらなければ、彼はきっと私よりも役に立つ人間になっていたことでしょう。 しかし今、私にできることは、彼が誇れる人間になること、そして最愛の息子への償いとして、また犯人への復讐として、日中間の相互理解に微力ながら貢献し続けることだけです。
そして何より、航平に感謝の気持ちを伝えたい。 私たちを両親にしてくれたこと、そして私たちのそばで10年8カ月と7日間を過ごしてくれたことに感謝します。 私たちはこれからも、航平の分まで強く生き、航平のやり残した道を歩み続けます。

小山純平

2024年8月12日月曜日

ピースサイクル2024愛知の取り組みの報告(№1)

気候変動・地球温暖化が影響!

猛暑下の実走の危険を回避、新たな取り組みとして  「自治体平和の取り組み通信簿」を実施

 【726() 陸自豊川駐屯地に申し入れ

 39年目のピースサイクル2024愛知の取り組みは726日、岡崎実行委員会の担当で、豊橋で浜松の仲間と合流し、陸自豊川駐屯地での申し入れを行った。今年は岡崎チームが実走を取りやめたので、岡崎・浜松合同での基地への申し入れだけとなった。

 その一方で岡崎実行委員会は、実走は取りやめたが、新たな取り組みとして「自治体平和の取り組み通信簿」というのを発案、実施した。具体的には各自治体が行っている平和に関するさまざまな取り組みを項目ごとに点数化し、最終的には一覧表にして公表するもので、とりあえず三河の「18市町村」に対して訪問また郵送で、8月末を締め切りとし、現在集約中。

 また岡崎担当の、当初27日に計画されていた安城市から豊田市までの新たな実走コースも中止となったが、安城市からは石川市議が日進の交流会に初めて参加した。

 

727日 日進市で、ピースサイクル愛知の交流会

27日も猛烈な暑さ。午前、午後とも実走取りやめの最終決定は前日のことだった。そこで地元の日進と岡崎、安城、豊田、名古屋からはそれぞれ車で総勢23人が参加、賑やかな交流会だけとなった。

しかしこの炎天下を24歳の若者が半田から、48歳の中年男性が、名古屋の千種区から自転車でやってきた。(当然帰宅も自転車)

 用意された昼食をとってから、日進市民の会丹羽代表から"歓迎します"と平和運動、ピースサイクルの意義などのあいさつを受け、各地区からの活動報告、参加者の自己紹介があって、それぞれ平和の想い、原発問題などについて、そして議員からは自治体の状況などが話された。話の一部を紹介すると、

・岡崎市からの参加者からは、浜松と合同で豊川の自衛隊への申し入れ行動と、「自治体平和の取り組み通信簿」の取り組みが報告されました。

・豊田市からの参加者からは、「PC六ケ所行動」について、ここ数年、青森・六ケ所行動での青森県、六ケ所村、日本原燃への要請書の作成を担当しているが、やはり現場を見ておく必要があるとして現地を訪ねたことの報告がありました。そして、青森県も六ケ所村も、日本原燃に経済的に依存すること大で、それは愛知におけるトヨタ自動車との相互関係と同じであり、危険な存在ではあるとしても、日本原燃に「出て行け!」とはとても言えない、という雰囲気を感じたということが話されました。

・名古屋市からの参加者からは、イスラエルのガザ攻撃に抗議する行動に多くの若者が参加している。その若者にとって気候変動・地球温暖化の影響を受ける世代として関心も高く、多くの若者が参加しているという名古屋の状況が報告されました。

・また昨年の11月に開催されたピースサイクル全国会議についても報告され、11月の全国会議で「全国ネット」の解消を提案するが各地区はそのまま平和運動として続ければいい、ということも話題になっていました。

・日進市からの参加者からは、日進市における「道の駅」に関する住民投票を求める署名活動に参加した議員に対して、議会与党(自公)の側から、「政治倫理審査会」にかけよとの請求が出された。活動は憲法が保障する言論・表現の自由に基づくものであり、「違反」を問われる筋合いのものではないと反論、その経過報告がなされました。

・日進市の市議会議員の方からは、女性議員を増やす努力している。日進市の女性議員比率50%は全国3位。また長久手市長に県下初の女性首長佐藤友美氏が誕生し、続いて碧南市でも女性首長小池友妃子氏が誕生した。全国的に見れば愛知の状況はまだまだだが、今回831日に全国フェミニスト議員連盟のサマーセミナー2024「ジェンダー平等社会は私たちが創る!」を愛知で開催するとの紹介、案内がなされました。

・会計報告がなされ拍手で承認されましたが、中日新聞・日進通信部の記者が取材に来ていました。

初めて参加という人もいたので、この運動は、1986年に大阪の仲間が始めたこと、愛知は1989年から参加したことを簡単に紹介。そして全国の運動の一部として取り組まれた623日の「沖縄慰霊の日」からスタートした「沖縄ピースサイクル」、さらに例年5月の取り組みが10月に変更された「国会ピースサイクル」、8月から9月の取り組みに変更となった「青森・六ケ所行動」を紹介するとともに、東海のエリアである浜岡原発への申し入れ行動は、神奈川の仲間と浜松の仲間で行われたことなどが報告されました。

  そしてこの運動は「反戦・反核・平和・人権」が基本テーマであるが、昨今の猛暑という気候変動・地球温暖化、それは自然災害だけでなく、世界的な食糧問題、水問題として現出、それがまた紛争の原因になる、核兵器の廃絶と共に、地球の環境問題は、平和運動の重要なテーマではないかと指摘。

また、自転車リレーがなくても平和運動はエンドレス。「ピースサイクル」の「サイクル」は自転車で、という意味であるが「永続的な平和のサイクル」という意味でもある。取り組みの形は変わっても、継続していくことが大切だ。

なお日進市立図書館では、「にっしん平和のつどい2024」が723日から

84日まで開催されている。


 


ピースサイクル2024愛知の取り組みの報告(№)

728日炎天下、名古屋市役所から小牧基地まで実走!

28日 ピースサイクル2024愛知の最終日は、愛知県と名古屋市、小牧基地への申し入れとなっているが、県庁、市役所とも閉庁日なので、事前に申し入れ書は郵送済みであったが面会はできなかった。

そこで市役所前で参加者の写真を撮った後、隊列を編成し、「無理しない、安全第一」を確認して午前10時、自転車隊5人、街宣車に3人で出発、既に気温は35度には達していたと思われる。街宣車でマイクを持っての宣伝(ウグイス)は、緑の党東海の尾形代表。

まず国道41号に出て北上、黒川で右折し県道102号を東進、20分後に第1回の休憩、水分補給。矢田川、庄内川を渡って15分後くらいに2回目の休憩をとった。

この先に休憩がとれるコンビニ、木陰のある公園らしきものはない。しかもこの県道は交通量が多い割には、片側一車線で、歩道も整備されていないので、距離は短い(10㎞余)が要注意のコース。

街宣車の運転手さんは、後続の一般車に車線を開けるための場所探しに気を遣っていた。

一行は名古屋市から春日井市に入り、1115分頃小牧基地ゲート横に到着。すでに岐阜の仲間8人が待機していた。空自小牧基地司令への申し入れに先立ち全員で写真を撮ったが、やはり高齢化は否めない。それでもこうして猛暑の中で参加することができているそれ自体は"元気の証"でもある。

1130分過ぎ、基地のゲート前で申し入れ文書を松井名古屋代表が読み上げて手交したが、炎天下での対応ではなく、せめて面会室での対応はできないものか、といつも感じるのであるが。

 今年は、小牧から岐阜への実走が中止となった。このあと岐阜のメンバーと街宣車は、空自岐阜基地(各務原市)と、翌29日に滋賀県までの岐阜県の自治体への申し入れに車で向かう。愛知から岐阜へのリレーはここで終えて、愛知は解散となった。自転車で参加した一部は、そのまま自転車で帰路に就くが、それ自体が心配の種である。

 来年以降の課題を残しつつ、今年も反戦・反核・平和の旗のもと「やれることはやって」事故もなく無事にピースサイクル2024・愛知を終えた。

                          〈阪野智夫記〉




 

 

2024年8月2日金曜日

7月26日、陸自豊川駐屯地への申し入れ行動

7月26日、ピースサイクル愛知とピースサイクル浜松は、

陸自豊川駐屯地へ申し入れ行動を行いました。

               申し入れ書

陸上自衛隊豊川駐屯地指令様


 私たちは、ヒロシマ・ナガサキの被爆体験を歴史的教訓とし、戦争と核のない世界を願って、全国各地から平和を訴え、その願いを自転車で伝える手作りの市民運動ピースサイクルです。

 1986年夏、大阪の郵便局に働く8人の青年が、反核・平和を訴え自転車で広島まで走りました。それに共感して運動はまたたくまに全国に広がり、この愛知でも有志が集まりネットワークができました。以来運動は続き、昨年まで全国を結び自転車で走り続けてきました。

 しかし、年々この時期の暑さは厳しさを増し、異常な猛暑が続くようになりました。これまで水分補給や体調維持に気を配りながら運動を続けてきましたが、これ以上続けることは危険と判断し、この時期の自転車での走行は止めることにしました。

 ロシアがウクライナに侵攻して2年以上が経ち泥沼の様相を見せています。そして、昨年10月からは、パレスチナガザ地区で、イスラエルの徹底した弾圧と虐殺が続いています。いっぽうアジアでは、北朝鮮がミサイル技術を高め、中国は海洋支配を強化しています。

 世界中で軍事的緊張が高まる中、日本では自衛隊予算を大幅に増額し、これまでの専守防衛から敵基地攻撃能力の獲得へ踏み出しています。軍事国家と軍拡競争をしても勝ち目はありません。逆に日本が築いてきた平和国家としての国際的信頼が失われるリスクのほうがはるかに大きいです。

 国内に目を向けると、今年の元旦に能登で大きな地震がありました。自衛隊の皆さんがすぐさま現地入りし救援活動を続けられていることに心から敬意を表します。気候変動により、集中豪雨の危険性も高まるばかりです。組織力と機動力を持った自衛隊は、災害時において非常にありがたい存在です。

 憲法9条のもと、貴職が専守防衛に徹するとともに、災害時に必要となる装備を充実させ、災害救助活動に力を入れるよう申し入れます。

                   2024年7月26日

                   ピースサイクル愛知ネットワーク

                   


 

2024年7月28日日曜日

2024沖縄ピースサイクル報告(№1)

終戦79年目の夏に思う

「ひめゆりの塔」は沖縄戦で亡くなったひめゆり学徒のための慰霊碑で本島南部の糸満市にあります。米軍の攻撃により多くの死者が出た伊原第三外科壕のそばに建てられています。今では沖縄戦でのひめゆり学徒隊の体験を伝える「ひめゆり平和祈念資料館」も併設され、平和を考えるランドマークともなっています。傍には、「しらゆり学徒散華の跡」「平和の塔(喜屋武岬)」さらに、戦後野ざらしになっていた遺骨を集め納め建立された「魂魄の塔」などがあり、この地が激戦地であった名残です。このような歴史をよそに今は、本島も含め、南西諸島の基地強化・ミサイル配備を強行し79年前の戦争の悪夢を彷彿とさせてる状況の中で、私たち沖縄ピースサイクルは、623日~26日までの4日間で沖縄ピースサイクルを開催しました。

623日(1日目の行動)国際反戦集会に参加

23日(1日目)慰霊の日の行動は、魂魄の塔で開催された国際反戦集会に、那覇から糸満市にある魂魄の塔まで自転車で走り参加しました。途中、平和の塔(喜屋武岬)や海沿いにあるひめゆり学徒散華の跡などに立ち寄るなどしながらこの集会に参加しました。集会では、浦添勝連分屯地ミサイル配備反対の仲間からのアピール、辺野古基地建設に反対する仲間からの訴え。韓国市民運動家らの発言、パレスチナ人ジェノサイトに反対するスダンディングアクションからのアピールが行われ、集会最後に実行委員から「沖縄県民の心は79年間ずっと土砂降りです。こんな思いを二度としないよう共に頑張りましょう。」とのあいつで集会は終了しました。

 


写真1枚目は沖縄を走るピースサイクル自転車隊
写真2.3枚目は魂魄の塔にて

2024沖縄ピースサイクル報告(№2)

624日(2日目)国道58号線を走り浦添ようどれの見学~勝連地区見学~学習会開催~塩川・あわ埋め立て土砂搬送現場を見学~辺野古埋め立て工事反対闘争に参加

24日(2日目)は、ホテルを8時に出発し、国道58号線を走り浦添ようどれの見学、浦添ようどれは浦添城跡の北側岩壁の中腹にあります。岩壁を掘り削って作られた沖縄を代表する琉球王朝の墓石のひとつです。この一帯は、去る沖縄戦での激戦地で、ようどれも大きな被害をこうむり、戦後墓室の石組みと「ようどれの碑文」は復元されたとのこと、沖縄の歴史に触れることができました。その後、車移動に替えて、浦添市のミサイル配備が予定される勝連地区を見学。金井さんを講師にお願いし現地での学習会を開催しました。その後、塩川・あわ埋め立て土砂搬送阻止の現場を見学、そしてこの日最後に、辺野古埋め立て工事反対闘争に参加。名護教会に宿泊しました。 



写真1枚目は浦添市のミサイル配備が予定される勝連地区
写真2.3枚目は辺野古

2024沖縄ピースサイクル報告(№3)

625日(3日目)伊江島基地を見学~ヌチドゥタカラの家を訪問~読谷村交流会

25日(3日目)は、伊江島へ移動し島内の基地を見学、この伊江島では終戦後農地を強制的に取り上げられ、返還運動を闘った歴史を持ち198412月に開設された「反戦平和資料館 ヌチドゥタカラの家」を訪問阿波根昌鴻さんの遺志を継ぐ謝花さんと交流、マスコミに乗らない事実などその闘いの歴史を学びました。宿泊は例年お世話になっている読谷村にある民宿「ヌーガヤ」に泊まり楽しく交流しました。

 

626日(4日目)チビチリガマ見学~嘉手納基地~那覇空港から帰路へ

 26日(4日目)最後の日は、民宿から自転車で10分の所にあるチビチリガマを知花さんの案内で見学、ガマの入り口に立つ石碑には、犠牲となった83名の方々の氏名が刻まれ知花さんの親類も含まれているとのことでした。約1時間チビチリガマで132名が集団自決した状況を伺い知花さんとは別れ、嘉手納基地見学へ向かった。「チビチリ」とは「尻切れ」という意味でガマに流れ込む小川がどこに流れていくか分からないことから呼ばれたということでした。

嘉手納基地に到着。基地では、タッチ&ゴーの訓練が行われ戦闘機の轟音が響き渡っていました。しばし訓練と併設されている資料館を見学し午後からは那覇空港に向けて走り、17時ころ那覇空港に到着。その日のうちに帰宅しました。

 

194592日に東京湾上の米戦艦ミズーリ号の甲板で日本政府による降伏文書への調印が行われ第二次世界大戦が終結したとされています。終結からもうすぐ79回目の敗戦記念日を迎えます。この事実を体験した世代はすでに国民の14%を切っており、悲惨な戦争の継承は難しくなってきているといわれています。体験者は、当時の被爆や空襲、兵士との逃走などの被害体験や、中国、南西アジアでの加害体験を、語り部やデジタル映像にかえて「再び戦火を交えてはいけない」とその思いの継承に努めています。本当にありがたい。

623日を慰霊の日とし県内各所で戦火の犠牲になった方々を慰霊する沖縄。そして国は815日を記念日とし反戦平和への思いを新たに誓います。

平和とは、安心して生活できること。 平和とは、一人一人が輝いていること、 平和とは、みんなが幸せを感じること。 そして平和は、わたしたち自らがつくりだすものです。 そのために、私たち一人一人の行動が大事なのです。平和という大切なバトンをつなぐために。 

          




報告 ピースサイクル神奈川 佐藤修作

写真1.2枚目は伊江島にて

写真3枚目はチビチリガマにて

 

 

2024年6月22日土曜日

【報告】2024神奈川ミニピースサイクル

 神奈川ピースサイクルは、5月21日から24日までの本ピースに続き、6月17日一日行動で「反戦平和、核兵器廃絶、差別をなくそう。自然を守ろう」とミニピースサイクルを実施しました。

 しかし、その思いは届かず、ロシア・ウクライナ戦争、イスラエル・パレスチナ戦争が今も続き、テレビでは破壊された街、犠牲者の姿が配信され、悲惨な現実を伝えています。この現実を目の当たりにしてもなお「こんな時こそ必要なのは、平和のペダルを漕ぐちから!」「軍拡より外交で」と声を上げるのは私達だけではない。

6月17日、ピースサイクル参加者は、本厚木駅南口に8時に集合。厚木市役所→伊勢原市役所→秦野市役所→大井町役場→松田町役場→開成町役場→南足柄市役所→大雄山駅にて終了

7市町村を訪問、平和のメッセージを頂きました。当日の天候は梅雨の走りなのか曇ってはいたものの湿度が高く熱中症の条件が揃っていたものの、参加者は熱中症になることもなく、本厚木駅から大雄山駅までの、坂道の多いコース44キロを街宣カー1台と自転車隊8名で事故もなく完走。多くの県民にアピールすることが出来ました。さらに大きな平和の輪に向けて共に一歩ずつ前進していきましょう。

                    報告 神奈川ピース佐藤

写真1-国道246号を伊勢原市に向かって

写真2-秦野市庁舎前「平和の灯」の前にて

写真3-金太郎の里・南足柄市大雄山駅にて




2024年6月14日金曜日

【5月30日島根ピースサイクル報告№1】

2024島根ピースサイクル5/3062

 島根原発2号機の再稼働が今年12月に迫ってくる中で、「再稼働するな」との訴えをしながら、530日と31日、原発30km圏内の6自治体(雲南市、出雲市、境港市、米子市、安来市、松江市)と島根県、中国電力島根支社へ要請申し入れを行いました

6/16/2は、松江市から10kmの島根原発へ、宍道湖湖畔を走り、「故郷は原発を許さない」の歌に合わせて「能登半島の地震で原発の危険性がよくわかりましたね、再稼働をとめましょう」と、通行の人に訴えました。

2024島根ピースサイクル 530日~62日のコース

530日(木)

07:00 広島駅発

09:00 木次インター出口

10:00 雲南市役所申し入れ

13:00 出雲市役所申し入れ

16:00 境港市役所申し入れ

米子交流会(米子市泊)

531日(金)移動は自転車

09:00 米子市役所申し入れ

11:00 安来市役所申し入れ

14:00 松江市役所申し入れ

15:00 中電島根支社申し入れ

16:00 島根県庁申し入れ

松江交流会(松江市宿泊)

61日(土)移動は自転車

10:00 出発

14:00 島根原発へ

(松江市宿泊)

62日(日)

09:00 松江市発

 自転車で宍道湖北岸をサイクリング

12:00 出雲市平田町で終了、解散


【申し入れ行動】要請団体

島根ピースサイクル:(呼びかけ団体)

ピースサイクル広島

脱原発へ!中電株主行動の会

島根原発再稼働止めよう広島連絡会


【要請先自治体】

島根県知事 丸山達也 様

島根原発30km圏内:雲南市、出雲市、境港市、米子市、安来市、

松江市   自治体首長 様

【要請先】中国電力島根支社長 天野様


【申し入れに対する対応】

———自治体への申し入れーーー

 返答は、すべて同じようなことで、「原子力規制委員会が合格をして安全性が担保されているので、改めて再稼働の容認の変更することはない」との回答でした。

 書面での回答をもらうように申し入れをした際に確認をしてきました。面談の時間は30分程度で、参加者が意見を言って終えました。

———島根県の回答————

 事前に要請書を送っていたので、次のような文書回答をしてきた。再稼働については、容認を撤回しない、原子力規制委が活断層の長さ連動を妥当としているので今対応をする必要はない。ヘリコプター、船舶など利用で実施するので避難には支障がないとの見解を示し、再稼働を見直す考えはないとしています。

 中間貯蔵施設は上関町のことだから島根県はとやかく言えない。としています。

———中国電力———

会議室を準備しておくとしたので、何らかの意見を言って申し入れできるのかと思っていたら、机など並べていない部屋で、申入書を渡しただけに終わりました。本社にあげて共有するとのことでした。報告する記録のために写真を取りますとばちばち顔写真を撮っていました。


 






【5月30日島根ピースサイクル報告№2】

530日(木)広島駅出発~雲南市~出雲市~境湊市~米子交流会

【写真1】  雲南市:10時から

対応:防災部:防災部長、安全対策課原子力防災対策室対策官、他1

【写真2】  出雲市:13時から

対応:防災安全部長、他3名

【写真3】  境港市:16時から

対応:総務部防災監、他1