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2024ピースサイクル

 

2024年4月27日土曜日

住宅密集地に弾薬庫を作るのは国際人道法違反

『「おんせん県」にミサイル弾薬庫』パンフレット普及のお願い

「大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会」による渾身のパンフレット『「おんせん県」にミサイル弾薬庫A5版カラー8P)が完成しました。「弾薬庫版安全神話」とも言える防衛省・自衛隊が使う文書『我が国の防衛力の抜本的強化(火薬庫整備について)』のウソを暴くものです。広く普及させ、反戦平和運動にお取組みの皆さん、とりわけミサイルや弾薬庫問題に直面し運動を展開している皆さんと連帯し、現在の軍拡の流れを止めたいと思っています。

また、A5版(カラー8ページ)のパンフレット(紙媒体)をご希望であれば、連絡をいただければ一口100部単位にて送ります。(送料はご負担ください。)

(もくじ)

1、住宅密集地に弾薬庫を作るのは国際人道法違反

2、保安距離は守られているか?

3、弾薬庫の火災は消火できない

4、弾薬庫事故はたくさん起きている

5、重要土地規制法

6、大分の基地は沖縄と直結

7、「抑止力」とは「外国攻撃能力」 日本全国「ミサイル」基地化?

8、防衛は国の専管事項? 憲法の理念で対話と友好を!

 

ミサイルや弾薬庫は、何に使うのでしょう。それは戦争のためです。戦時においてはもちろん、平時においても弾薬庫は危険極まりないものです。防衛省や自衛隊は「保安距離」を引き合いに出して弾薬庫の安全性を吹聴しますが、それはまるで原発の安全神話のようです。そもそも弾薬の量が明かされないのですから、保安距離の算定すらできません。集団的自衛権の行使が容認され、安保三文書が閣議決定されている今、自衛隊は相手国への先制攻撃さえ可能な事実上の軍隊になっています。住民の生命が守られることはありません。

今回のパンフレットでは、防衛省による「弾薬庫の安全神話」のウソを暴きました。

命を守るのはミサイルや弾薬ではありません。「何が何でも絶対に戦争はしない」と憲法が謳う平和主義の実現です。今こそ、市民の叡智で戦争を回避させましょう。「平和のための戦争」などという、アメリカの覇権主義と軍需産業を潤すための詭弁を許してはなりません。弾薬庫などいりません。戦争のための施設建設に反対しましょう。

このパンフレットが戦争を止める一助になればさいわいです。

A5版(カラー8ページ)のパンフレットは以下のURLからダウンロードしてください。:https://tinyurl.com/2d5crvpw

パンフレット(A5版)の申し込みは、大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会連絡先:080-1547-1323へ問い合わせ願います。

 

追記:オンライン署名も行っています。よろしければご協力ください。(現在1600筆。目標1万筆。)  https://www.change.org/yespeacenomissile

「大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会」 運営委員 池田年宏


2024神奈川ピースサイクルからの

2024神奈川ピースサイクル

あなたも平和のメッセンジャーに!

神奈川ピースサイクルは、多くの方から預かった反戦平和反核、そして環境問題のメッセージを携えて自転車で走っています。平和のメッセンジャーとなって走っていただける方を募集しています。自転車で一時間でも一日でも一緒に楽しく走りましょう。

参加できる方は、事務局までご連絡を!飛び入りも大歓迎


★本ピース走行のご案内(開催日)5月21日~524

県下市町村を訪問し、平和のメッセージを頂き、基地への申し入れ、県下の戦争遺跡を巡ります。横浜ノースドックや横須賀港海上見学を行ないます。一時間でも一日でもぜひご参加を

5月21日()】 8時 川崎市平和館前 集合

川崎平和館~鶴見線国道駅~横浜ノースドック~横須賀市役所~

深浦ボートパーク~船越教会

5月22日()】 船越教会 7時50分出発

船越教会~三浦市役所~葉山町~逗子市役所~池子ゲート前~鎌倉市役所~藤沢市役所~厚木基地正門~綾瀬市役所~ゆとりの森~

高座渋谷教会~宿泊所

★高座渋谷教会交流会のご案内

(開催日時 5月22日(水)18時~1930分まで

開戦から2年、ロシアのウクライナ侵略戦争。そしてパレスチナでも開戦。戦争の犠牲は拡大。政府の武器の強化、基地の強化は何をもたらすのか、一緒に考えてみませんか。是非ご参加を!  

5月23日() 宿泊所 8時20分出発

宿泊所~大和市役所~座間市役所~海老名市役所~寒川町役場~

平塚市役所~大磯町役場~二宮町役場~二宮駅~焼津マリンパレス

5月24日()】 焼津マリンパレス 8時出発

焼津マリンパレス~なぶら市場~浜岡原発申し入れ行動14時予定

★浜岡原子力発電所申入れ行動のご案内

(開催日時5月24日(金)1330浜岡原子力発電所前集合

能登地震は原発利用への警鐘です。事故が起きてからでは遅いのです。静岡・浜岡原子力発電所は、神奈川に一番近い原発です。脱原発の思いを中部電力に伝えましょう。是非ご参加を!

★ミニピースのご案内

(開催日時)6月17日(月)8時本厚木駅南口集合 


こんな時こそ必要なのは、平和のペダルを漕ぐ力!

私たち神奈川ピースサイクルネットワークは、多くの県民・市民の皆さんから、反戦・平和への願いや、環境問題への思いをメッセージとしていただき、広島(8月6日)、長崎(8月9日)、青森県六ヶ所村に届ける活動を通じて、核兵器廃絶と軍縮を求め、戦争のない平和な世界や、住みよい社会と環境の実現を目指して活動している市民団体です。

ロシアがウクライナに侵攻し2年が過ぎました。街は破壊され避難者も犠牲者も増え続け、終わりは見えません。早期終結を願うばかりです。それに加えて新たにイスラエルとパレスチナの戦争がはじまり、貴重な命が今も失われています。世界の人々と共に平和を求める声を、大にして訴える時です。

しかし、政府は南西諸島に基地を作り軍備強化を進めています。また、平和憲法の意思をないがしろにする敵基地攻撃力の保有を公言しています。私たちは、軍備の強化拡大ではなく、外交をもって創る平和な地域の拡大を求めます。

また、福島原発事故は13年が経ちました。デブリの回収は遠く及ばず、原発事故の過酷さを実証しています。ところが政府は、原発をベース電源に据え、60年超えの老築原発の再稼働や新規建設計画を進めています。政府、東電は、昨年8月から汚染水を希釈して海に放出し、30年もの長きに亘って続けるとしています。復興に努力してきた漁業者をはじめ多くの方の思いをくじく行為です。原発は人類と共存できません。私たちは、第2第3の福島を作らないために、原発からの撤退を求めます。

私たち神奈川ピースサイクルは、平和憲法のもとで平和で安心して暮らせる日本、世界を求める運動に取り組んでいます。次の世代に住みよい社会、地球をつなげるために是非ともご支援、ご協力をお願いします。

 

加費   2.000

宿泊費   大人2,500円 学生1,000

賛同金(一口)団体5000円 個人2000

 

2024神奈川ピースサイクル呼びかけ人》

新倉裕史(非核市民宣言運動ヨコスカ)

久保博夫(憲法9条やまとの会)

北村慈郎(日本キリスト教団船越教会牧師)

番場明子(ぴ~す・め~る)

石郷岡忠男(厚木基地爆音防止期成同盟委員長)

佐藤治(神奈川県高教組委員長)

小内 秀高(神奈川県労働組合共闘会事務局長

相原 しほ(神奈川県会議員海老名市)

 

神奈川ピースサイクルネットワーク事務局】 

連絡先TEL 090-9810-0582(佐藤)

090-2669-4219(久保)

カンパ振込先 

 口座名ピースサイクル神奈川 〈口座番号〉 00250-4-1743

 

 

2024年4月21日日曜日

2024六ヶ所ピースサイクルin東海村行動

29年目の《六ヶ所ピースサイクル》in東海村行動

東海第二原発はいらない無理をしても避難困難計画は困難、再稼働を断念すべき

廃炉を求める一日行動に参加しませんか。

◎東海村一日行動スケジュール

● 集合日時/510日(金)午前1030(時間厳守)

● 集合場所/JR常磐線東海駅前 

 (東海村の中を動きますので、自動車可能な方歓迎)         1日行動のスケジュール

1030.・・・・JR東海駅集合/自己紹介とスケジュール周知。 

           ピースサイクル自転車隊いわきへ向け出発

11時から12時・・東海村訪問/日本原電の再稼働・避難計画や

           東海再処理工場について東海村と意見交換

1215分頃~13時・・・昼食

14時から・・・・東海第二原発を再稼働させようとしている

          日本原電への質問書に対する対応・意見交換

1530分から・・東海駅で簡単な反省会                   参加者募集/参加を希望される方、一報ください。参加費実費。    松戸近辺の方は、午前745分JR松戸駅西口徒歩5分、市民劇場脇集合、815分頃出発                                連絡先/ピースサイクル2024全国ネットワーク東海村行動担当  

090-4606-9634(吉野)

日本原電は東海第二原子力発電所の再稼働を本年9月を目途に「安全対策工事」を進めています。30㌔圏内には全国で最多の92万人が住んでおり、避難計画の実効性が問題となり、水戸地裁判決で困難との判断が出されています。千葉県北西地域の東葛6自治体には、水戸市民44,000人の避難者を受け入れる協定が結ばれていますが、具体化できずにいます。

こうした中で首都圏を中心に60ヶ所の駅頭等で「東海第二原発はいらない!」統一行動が2021 9月から始まり拡大しています。

私たちピースサイクル2024全国ネットワークは、39年目のピースサイクルを始めています。コロナ禍、気候危機の中で、これまで進めてきた真夏の行動を見直し、春と秋の行動を中心に進めていくことになりました。

その結果、29年目を迎える<ピースサイクル202for六ヶ所行動>は、前半の東海村行動から福島までの取り組みを510日から12日まで開催することになりました。

これまでの取り組みと同じく、東海村と日本原燃に対して、「質問と要請」を提出します。再稼働直前の行動です。東海村と日本原電に「老朽原発の再稼働」を絶対にしないことを求めましょう。是非参加ください。

 

 

 

2024年4月19日金曜日

2024ピースサイクル 全国各地の行動予定(走行予定日程)

ヒロシマ・ナガサキ・六ヶ所へ 

 39年目のピースサイクル 

全国各地の行動予定(走行予定日程)

平和のメッセージを携え、

ご一緒に自転車で走りませんか!

 

六ヶ所ピースサイクル東海村行動

5/10東海村~5/11いわき出発 5/12原の町出発~5/12福島着

東京ピースサイクル

5/19夢の島「第五福竜丸展示館」前集合出発式~銀座~

経産省前テント訪問~東京電力本店前要請行動~川崎中原区平和館

神奈川ピースサイクル

5/21川崎市平和館~5/22横須賀出発~5/23大和市出発~

5/24焼津市出発~静岡ピースと合流 浜岡原発申し入れ交渉

埼玉ピースサイクル

5/24さいたま市~川越市役所

島根ピースサイクル

5/30雲南市~出雲~境港  

5/31米子~安来~松江~県庁~

6/1島根原発

神奈川ミニピースサイクル

6/17厚木市出発~自治体訪問

沖縄ピースサイクル〈沖縄地域ネット〉連絡先:090-2669-4219(久保)

6/23那覇市国際反戦集会参加~6/24辺野古~6/25名護市~

6/26読谷村

千葉ピースサイクル・常磐線ルート

7/11野田流山松戸7/12我孫子印西白井~鎌ヶ谷~葛飾

三多摩ピースサイクル

7/16空自入間基地・米軍横田基地申し入れ、自治体訪問

7/17陸自立川駐屯地申し入れ、自治体訪問、

7/18,19 自治体訪問4日間で18自治体予定

 ミニピース杉並・世田谷区予定

埼玉ピースサイクル

 7/18自治体訪問 埼玉県庁~さいたま市役所~北本市役所~

     上尾市役

愛知ピースサイクル】〈東海地域ネット〉連絡先080-3284-1124(阪野)

7/26陸自豊川駐屯地申入れ 7/27安城豊田みよし

 日進名古

7/28名古屋小牧岐阜

長野ピースサイクル長野連絡先09072327932(白倉)

7/2728 長野市松代~新潟県柏崎市

大阪ピースサイクル〈近畿岡山地域ネット〉連絡先:090-8572-1413(小田)

8/1大阪出発~8/5広島着

岡山ピースサイクル

8/3申し入れ行動 岡山県、岡山市、倉敷市 8/4新見~高梁実走

長崎ピースサイクル〈長崎地域ネット〉連絡先:090-2513-4007(山田)

8/6唐津交流会()8/7玄海原発申し入れ行動 実走で佐世保に宿泊

8/8平和を考える長崎集会8/9ピースウィーク 長崎市民集会参加

下北ピースサイクル】連絡先:0172-28-0888(道祖土)

8/23大間発~8/24浜関根発~六ケ所村

六ヶ所ピースサイクル女川・六ヶ所行動

9/5福島発~9/6仙台~9/7石巻発~9/8一関出発~9/9盛岡発~9/10八戸発~六ヶ所村着~9/11六ヶ所行動(むつ中間貯蔵施設・大間原発あさこハウス)~9/12六ヶ所村、日本原燃、青森県庁要請行動

国会ピースサイクル

10月4日に実施予定

地域ネット連絡先未記載は全国ネットワーク事務局に問い合わせ願います。

連絡先:080-1012-4661(沼倉)

 *【六ヶ所ピースサイクル東海村行動】の走行日程が

  リーフレット記載のルートから変更されています。

 

 

2023年11月13日月曜日

【報告】 2023「西瀬戸ピースサイクル」—上関〜伊方へ

【報告】 2023「西瀬戸ピースサイクル」

上関〜伊方へ

20231027日~29

上関町、柳井市、伊方原発への要請申し入れ行動を行いました。

 

【10月27日()

9時  柳井港集合

10時 上関町への要請申し入れ(町長対応)

1030分~12時 上関~柳井市 自転車でアピール

13時 柳井市への要請申し入れ(政策企画室:部長対応)

1445分 防予汽船フェリーで松山へ

《上関町への申し入れ》

 西哲夫町長が会ってくれるというので、参加者約10名が町長室に通された。「要請申し入れ事項」読んで渡して、会談になった。

 町長は私たちへの説明の際に、捲し立てて、原発関連の交付金がないと、上関町はやっていけない、新聞記事(中国新聞2023.10.24)にあるように、訪れる人に説明をして理解を求めたいようであった。原子力に頼るしか解決策がない。具体的な方法がないし、町の予算は約35億円、自主財源は18%で55%が交付金(2023年決算)、人口は2000人にまで割り込み、若者が町を出て行く。57%の高齢化率。今年2月に全員協議会の議員で視察に行った。それらから総合的に判断して決めたのだ。

 原子力に頼っての調査の交付金1.4億円ではどうにもならないだろう。再処理できないで現場から、核のゴミを半永久的に受け入れることになり、誰も街に魅力を感じなく流出するのが見えている。中間貯蔵を受け入れないでほしいと主張してきた。

《柳井市への申し入れ》

 対応したのは、総合政策部長の宮本太郎さんでした。柳井広域都市圏(柳井市、周防大島町、田布施町、平尾町、上関町)で考えて行かなくてはならない。市長は9月の市議会で「事前の配慮があってほしい、国、中電の一方的な説明でなく質疑を出し尽くし、安全の限界を見極めたいと」曖昧な態度であった。

 〔写真〕上関町申し入れ行動

〔写真〕柳井市申し入れ行動(正面左側は要請書を受け取った宮本部長)

 



四電伊方原発申し入れ

〔写真〕伊方から原発をなくす会三人も共同しての行動———



【報告】 2023「西瀬戸ピースサイクル」—上関〜伊方へ

 

【10月28日()

・8時30分  道後温泉~四電原子力本部で情宣 

・9時30分~12時  松山~伊予市・大洲市 自転車でアピール

15時   四電伊方原発申し入れ(伊方から原発をなくす会も参加)

〔写真〕伊方から原発をなくす会三人も共同しての行動———

 伊方にも上関にも中間貯蔵はいらない! 再処理はできず、放射性のゴミが溜まるだけ! 伊方廃炉だ! と四電の中間貯蔵(乾式貯蔵)施設に向かいアピール

 四電総務課長細川に向かっての要請書の読み上げ、上層部に伝えると、何も言わず持ち帰った。

 

〔写真〕上関町から平生町の海岸を走って中間貯蔵許すな!とアピール

〔写真〕四国電力原子力本部前でアピール

〔写真〕伊予路をアピール



【報告】 2023「西瀬戸ピースサイクル」—上関〜伊方へ

【10月29日()

・9時~12時  伊方町・八幡浜市 自転車でアピール

最後の日、伊予市へ瀬戸内海を走行、長浜市手前の国道で

〔写真〕中央背後に伊方原発、右に祝島が見える)

来年2024年初夏は島根を走るぞ!!

2024年5月31日(金)〜6月2日(日)

サイクルは国道54号を通って、

  雲南市、出雲市、松江市、島根県へ申し入れ。

体調、健康を保っていてください。

   島根再稼働するな、

   島根原発は廃炉だ!

   島根にも上関にも、中間貯蔵施設はいらない!


2023「西瀬戸ピースサイクル」要請書一覧

「上関町に計画している使用済み核燃料中間貯蔵施設

建設を撤回し、

原子力からの撤退を求める」要請申し入れ

2023年10月27日

山口県上関町 西哲夫 様 

——————要請事項————

1.中国電力が関西電力と共同で、上関町に計画している使用済み核燃料中間貯蔵施設建設を撤回し中止してください。

2.  41年経っても建設困難な「上関原発計画」を白紙撤回してください。

 貴町には、日ごろから市民生活の安全、安心に尽力くださっていることに敬意を表します。

この度、西瀬戸ピースサイクルは、山口県東部の瀬戸内自治体をまわり、表記の要請をしています。

19631026日に茨城県東海村の動力試験炉で日本初の原子力発電が始まり、60年にもなります。これまでに、建設された商業用原発は廃炉も含め57基にもなります。2021年の第6次エネルギー基本計画では、原発比率2022%として、新増設はしないとのことで進んできています。

2011年に起きた東北地方太平洋沖地震では、津波対策を十分にしていなかった福島第一原発は、国際原子力事象評価尺度(INESにおいて、最高レベルの7(深刻な事故)の原発事故を起こしてしまいました。12年前の福島第1原発事故を考えると、原発は危険そのものです。

 岸田政権はGX基本方針により、原発を再稼働し、60年超の原発を動かす政策を決めました。高速増殖炉「もんじゅ」を動かすことができず廃炉が決定し、原発稼働後に出る危険な使用済み核燃料(核廃棄物)の再利用を図る「核燃料サイクル」の実現を、今後も行おうとしています。

 しかし、青森県六ケ所村の「使用済み核燃料再処理施設」は、故障続きで稼働できる見通しはありません。「核燃料サイクル」の破綻は明らかです。そこで溜まり続ける使用済み核燃料のための中間貯蔵施設を建設することで、解決しょうとしています。何十世紀にもわたる処理・処分など後世に押しつけるわけにはいきません。

 上関町に建設計画のある上関原発は工事が進まず、41年が経過しました。もうこれ以上建設計画を進めるべきではありません。事故の危険があり、処理・処分できない放射性物質を発生させる原子力は人類とは共存できません。すべての原発を廃炉にし、核燃サイクルによる原子力の利用政策の大転換を図る時です。

そして、「上関原発を撤回し、中間貯蔵施設を建設しないこと」を決定してもらい、そのことを、中国電力、山口県知事、国に進言してください。

 

要請団体:西瀬戸ピースサイクル(上関、伊方)

           呼びかけ人:ピースサイクル広島:新田秀樹脱原発へ!中電株主行動の会:溝田一成

                                                      2023年10月27日


山口県柳井市 井原健太朗 様

——————要請事項————


 「上関町に計画している使用済み核燃料中間貯蔵施設建設を撤回し、原子力からの撤退を求める」要請申し入れ 


1.        中国電力が関西電力と共同で、上関町に計画している使用済み核燃料中貯蔵施設建設をしないよう表明してください。

2.       41年経っても建設困難な「上関原発計画」を白紙撤回するように表明してください。

 貴市には、日ごろから市民生活の安全、安心に尽力くださっていることに敬意を表します。

この度、西瀬戸ピースサイクルは、山口県東部の瀬戸内自治体をまわり、表記の要請をしています。

19631026日に茨城県東海村の動力試験炉で日本初の原子力発電が始まり、60年にもなります。これまでに、建設された商業用原発は廃炉も含め57基にもなります。2021年の第6次エネルギー基本計画では、原発比率2022%として、新増設はしないとのことで進んできています。

2011年に起きた東北地方太平洋沖地震では、津波対策を十分にしていなかった福島第一原発は、国際原子力事象評価尺度(INESにおいて、最高レベルの7(深刻な事故)の原発事故を起こしてしまいました。12年前の福島第1原発事故を考えると、原発は危険そのものです。

 岸田政権はGX基本方針により、原発を再稼働し、60年超の原発を動かす政策を決めました。高速増殖炉「もんじゅ」を動かすことができず廃炉が決定し、原発稼働後に出る危険な使用済み核燃料(核廃棄物)の再利用を図る「核燃料サイクル」の実現を、今後も行おうとしています。

 しかし、青森県六ケ所村の「使用済み核燃料再処理施設」は、故障続きで稼働できる見通しはありません。「核燃料サイクル」の破綻は明らかです。そこで溜まり続ける使用済み核燃料のための中間貯蔵施設を建設することで、解決しょうとしています。何十世紀にもわたる処理・処分など後世に押しつけるわけにはいきません。

 上関町に建設計画のある上関原発は工事が進まず、41年が経過しました。もうこれ以上建設計画を進めるべきではありません。事故の危険があり、処理・処分できない放射性物質を発生させる原子力は人類とは共存できません。すべての原発を廃炉にし、核燃サイクルによる原子力の利用政策の大転換を図る時です。

そして、「上関原発を撤回し、中間貯蔵施設を建設しないこと」を決定し、そのことを、中国電力、山口県知事、国に進言してください。

要請団体:西瀬戸ピースサイクル(上関、伊方)

                          呼びかけ人    ピースサイクル広島:新田秀樹

脱原発へ!中電株主行動の会:溝田一成

                                    2023年10月27日

 

「上関町に計画している使用済み核燃料中間貯蔵施設建設を撤回し、原子力からの撤退を求める」要請申し入れ

内閣総理大臣 岸田文雄 様

経済産業省 経済産業大臣 西村康稔 様 

山口県知事 村岡嗣政 様

中国電力株式会社代表取締役社長  中川堅剛 様

——————要請事項———— 

1、  中国電力が関西電力と共同で、上関町に計画している使用済み核燃料中間貯蔵施設建設を撤回し中止すること。        

2、  41年経っても建設困難な上関原発計画を白紙撤回すること

この度、西瀬戸ピースサイクルは、山口県東部の上関町、柳井市に表記の要請をしてきました。

19631026日に茨城県東海村の動力試験炉で日本初の原子力発電が始まり、60年にもなります。これまでに、建設された商業用原発は廃炉も含め57基にもなります。2021年の第6次エネルギー基本計画では、原発比率2022%として、新増設はしないとのことで進んできています。

2011年に起きた東北地方太平洋沖地震では、津波対策を十分にしていなかった福島第一原発は、国際原子力事象評価尺度(INESにおいて、最高レベルの7(深刻な事故)の原発事故を起こしてしまいました。12年前の福島第1原発事故を考えると、原発は危険そのものです。

 岸田政権はGX基本方針により、原発を再稼働し、60年超の原発を動かす政策を決めました。高速増殖炉「もんじゅ」を動かすことができず廃炉が決定し、原発稼働後に出る危険な使用済み核燃料(核廃棄物)の再利用を図る「核燃料サイクル」の実現を、今後も行おうとしています。

 しかし、青森県六ケ所村の「使用済み核燃料再処理施設」は、故障続きで稼働できる見通しはありません。「核燃料サイクル」の破綻は明らかです。そこで溜まり続ける使用済み核燃料のための中間貯蔵施設を建設することで、解決しょうとしています。何十世紀にもわたる処理・処分など後世に押しつけるわけにはいきません。

 上関町に建設計画のある上関原発は工事が進まず、41年が経過しました。もうこれ以上建設計画を進めるべきではありません。事故の危険があり、処理・処分できない放射性物質を発生させる原子力は人類とは共存できません。すべての原発を廃炉にし、核燃サイクルによる原子力の利用政策の大転換を図る時です。

そして、「上関原発を撤回し、中間貯蔵施設を建設しないこと」を決定ください。

 

要請団体:西瀬戸ピースサイクル(上関、伊方)

                          呼びかけ人   ピースサイクル広島:新田秀樹

脱原発へ!中電株主行動の会:溝田一成

                         2023年10月28日

 

 

四国電力社長 長井啓介 

伊方原発3号機の稼働をやめ、持続可能な社会実現のため原子力からの撤退を求める

 私たちは瀬戸内海沿岸の平和と環境を守ろうと有志が集う西瀬戸ピースサイクルのメンバーです。1986年から、全国各地で自転車などによる街頭アピール、軍事基地や原子力施設などへの要請を行っています。今年、中国電力による「中間」貯蔵施設建設計画が持ち上がり、41年前から原発建設計画に揺れる山口県西部の瀬戸内自治体をまわり、原発建設計画と「中間」貯蔵施設の白紙撤回の要請をしています。

1963年1026日に茨城県東海村の動力試験炉で日本初の原子力発電が始まり、60年も経過しました。これまでに、建設された商業用原発は廃炉も含め57基にもなります。2021年の第6次エネルギー基本計画では、原発比率20~22%として、新増設はしないとのことで進んできています。しかし、岸田政権はGX基本方針を策定し、原発を再稼働し、これまでの政府の方針を覆し60年超の原発を動かす政策を決めました。多くの市民が反対する原発再稼働と老朽原発の稼働延長は到底受け入れられません。

2011年3月に起きた東北地方太平洋沖地震では、福島第一原発は、国際原子力事象評価尺度(INES)において、最高レベルの7(深刻な事故)の原発事故を起こしてしまいました。12年前の福島第1原発事故は改めて原発の危険性を再認識させられました。事故を起こした福島第一原発事故の終息には何年かかるか見通せず、溜まり続けるALPS処理汚染水を海洋放出までして次の世代までこれらの処理を転嫁することになります。

 GX基本方針では原発を再稼働し、原発稼働後に出る危険な使用済み核燃料(核廃棄物)の再利用を図る「核燃料サイクル」の実現を、今後も行おうとしています。高速増殖炉「もんじゅ」を動かすことができず廃炉が決定し、青森県六ケ所村に計画されている「使用済み核燃料再処理施設」は、故障続きで稼働できる見通しはありません。「核燃料サイクル」の破綻は明らかです。そこで溜まり続ける使用済み核燃料のための「中間」貯蔵施設を建設することで、解決しょうとしています。何十世紀にもわたる処理・処分など後世に押しつけるわけにはいきません。

伊方原発は日本一長い佐田岬半島、日本一長い中央構造線の上に存在し、目の前には世界有数の生物多様性の豊かな瀬戸内海があります。万が一事故が起きれば閉鎖性海域の瀬戸内海は死の海となり、事故を起こさなくても放射能と温排水を瀬戸内海にたれ流し、全ての生命の生存権を脅かしながらでなければ稼働できません。その上、誰かが被曝労働に従事しなければならない。

再生可能エネルギーによる発電や新しい効率的な発電方法が開発され、電気供給には余裕ができた今、せっかく発電された自然エネルギーまで捨てられる事態になっています。原発にあくまでこだわり続ける必要はありません。かつては、安くて地球温暖化に優しいクリーンな発電と言われていたが今ではそれは全くデタラメであったと証明されています。私達は生きとし生ける全ての生命と、未来へと続く生命の繋がりを守るため、貴社の伊方原発3号機の稼働を中止することを求めます。

 

 

要請団体:西瀬戸ピースサイクル、ピースサイクル全国ネットワーク

                         呼びかけ人    ピースサイクル広島:新田秀樹

              脱原発へ!中電株主行動の会:溝田一成

                                       おおさかピースサイクル:山下伸生

                                       大分ピースサイクル:池田年宏